国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

勤務評価制度導入NO!(4)第1の目的が「給与への反映」


 連合会は、勤務評価制度導入の目的を3つあげています。その第1の目的が給与への反映です(「考え方と仕組み」p.5)。「処遇」の中味としては給与・賞与・昇格・昇任があげられています(p.23)。これは退職金にも年金にも反映されてきます。しかし、具体的な反映のしかたについて、連合会は「本格実施までに提示する」というだけです。
 労働条件の変更は労使の対等な話し合いで決めるのが大原則です(労基法2条)。賃金・退職金という重要な労働条件の一方的な改悪は法的にも許されません。

同僚に勝たないと、給料は上がらない


 自分がよい評価を受けるためには、職場の同僚に勝つことが求められます。賃金が上がるのは一部の人だけ。妬みや陰口がはじまり、人の失敗を防がない、注意しない、教えない……職場がおかしくなっていくのではないでしょうか。
医療・福祉の現場は、人のいのちと身体に直結する職場です。誰か一人が優秀でも、24時間患者に付き添っているわけにはいきません。全体の向上と協力があってこそ、よい医療ができるのです。こんなことではチーム医療が壊れてしまいます。

評価者もしんどい勤務評価

 みんな私のかわいい後輩たちです。どの人にも能力を伸ばし、プロとして成長してほしいと、日々指導にあたっています。なのに、この人は5、あの人は4とレベルわけしなければならないなんて。私にとっても辛いことです。みんなに5をあげたい。がんばってない人なんていませんよ。

本当に公平な評価ができると思いますか?

 「年休をとらせてもらえない」「『夜勤ができないならパートになりなさい』と言われた」「インシデント隠しは許せない」など、「あんな人に評価されたくない」というあなたの声を寄せてください。個人が特定されない形でビラ等に利用することがあります。kokkyobyoso@yahoo.co.jpまで。