成果主義ＮＯ！ 賃下げＮＯ！
6.23勤務評価・新給与制度導入に反対する連合会前行動
日時：2011年6月23日（木）12：15〜13：00
場所：国家公務員共済組合連合会本部前 11：30〜13：30ビラ配布
東京都千代田区九段南1-1-10（九段合同庁舎、東京メトロ東西線竹橋駅または九段下駅）
連合会が病院に2011年6月1日から導入しようとしていた勤務評価制度（成果主義賃金）はひとまず撤回させることができました。しかし、連合会は10月1日からの勤務評価実施、2012年度からの賃金への反映を目論み、また同時に、5年2号俸在職者調整や年末年始勤務手当、人工透析従事手当など、諸制度・諸手当の廃止を検討しています。チーム医療を破壊する勤務評価と新給与制度による大幅賃下げを阻止するために、みんなでＮＯ！の声をあげよう。
プログラム
12:15 主催者あいさつ
12:20 状況報告
12:25 連帯あいさつ（国公労連）
12:30 連帯あいさつ（医労連）
12:35 連帯あいさつ（宿泊労組）
12:40 職場からの発言
12:50 シュプレヒコール
13:00 終了
11:30〜13:30 ビラ配布
14:30 運営審議会傍聴（事前登録制）
評価より低い給与で「勤労意欲が高まる」わけがない
「勤務評価と賃金制度は関連するが別の制度」のウソ
組合に勤務評価制度実施案が示されたのが4月28日、「勤務評価の手引き」が職員に配布されたのはつい最近のことです。しかし、いまだ賃金への反映方法は提案されておらず、給与制度検討委員会報告書が示されているのみです。勤務評価制度は賃金へ反映することで「職員の勤労意欲を高める」ことが目的とされていますが、賃金反映方法の中身のないまま勤務評価だけを先行導入することはおかしいのです。勤務評価と賃金制度は一体のものです。賃金制度の変更には労使合意が必要であり、一方的実施は許されません。
「評価は絶対評価」「がんばる人に報いたい」のウソ
連合会は、「がんばった人に報いたい」として、「評価結果を昇格・昇給・一時金等の処遇に活用」することにより、「職員の勤労意欲を高める」と勤務評価制度導入の目的を説明しています（「手引き」p.2）。しかし、評語（評価結果）がＡだったとしても、賃金へ反映する時は５％の分布率で調整されてしまいます。評語Ｂでも、人数が多ければＣにされることがあるのです。「評価は絶対評価」といいながら、評価どおりに賃金反映されないなんて、勤労意欲が高まるわけがありません。
「評価Ｃなら賃金は下がりません」のウソ
勤務評価制度導入の一方で、5年ごとの2号俸昇給制度が廃止されようとしています。現行制度は30年在職すれば2号俸昇給が6回あります。勤務評価のＡ評価6回分、Ｂ評価12回分にあたります。また、年末年始勤務手当、早出手当、人工透析従事手当などの手当も廃止されます。これら諸制度・諸手当がなくなるのは全職員にとってたいへんな賃下げです。
職場ギスギス、体ボロボロ……勤務評価はチーム医療をガタガタにする
医療・福祉の職場は、チームワークを発揮して職員が協力し合うことが大切です。しかし、勤務評価でよい評価を得たければ、同僚より勝ることが求められます。「もっとがんばれ、もっと働け」と職員同士が競わされ、職場ギスギス、体ボロボロ、チーム医療はガタガタになります。しかも、評価基準があいまいで、評価者の好き嫌いが反映されるのでは、きちんと評価されない不公平感、不満が広がり、職員はやる気を失います。これ以上の労働強化は退職者を増やし、自分の身体も患者さんの安全も守れない人員体制になってしまいかねません。
６．２３勤務評価・新給与制度導入に反対する行動
国家公務員共済組合連合会前（九段合同庁舎）
東京メトロ東西線竹橋駅2分、九段下駅3分、内堀通り沿い
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主催：国共病組（国家公務員共済組合連合会病院労働組合）
■東京都台東区入谷１−９−５ 日本医療労働会館7階■Tel 03-3876-0615
■Fax 03-5603-2101■Mail kokkyobyoso@yahoo.co.jp（担当：中島、丸山）
■Website http://www.kokkyobyoso.com/
協力：国公労連、日本医労連、宿泊労組
