4月12日始業時30分ストライキ予定
3月23日、連合会は突如「給与改定の延期」を通知してきました。人勧準拠で平均−0.23%賃下げ・4月1日実施を3月12日に提案されたばかりですが、延期する理由がひどい。国家公務員給与臨時特例法(公務員賃下げ法)のとおり、平均−7.8%の賃下げをしたいので組合と協議したいというのです。国立病院でさえ−0.23%の給与改定です。医師や看護師などの人員確保のために、特例法の賃下げはするなと国に対して強く要望したそうです。職場の目の回るような忙しさは増員によってしか解決できません。組合は、病院の実情をまったく無視した賃下げを絶対に阻止します。4月12日始業時30分ストライキを背景に、4月9日・10日の団体交渉で協議します。みなさんのご理解、ご協力をお願いします。
春闘統一要求にもっと前向きな回答を!
- チーム医療を破壊する勤務評価制度の中止を!
回答:評価項目に「チーム医療の展開」を設けているので、チーム医療の崩壊にはつながらない。
人よりよい評価を得ようと職員同士が競わされ、職場はギスギス、職員は疲弊し、チーム医療は壊れてしまうのではないでしょうか。時間外を書かせない、年休をとらせないなど、労基法を守らない評価者に公正・公平な評価などできません。勤務評価で私たちの賃金を決めないで!
- 新給与制度反対!
回答:各職員の努力を昇給、一時金に反映させる、病院の経営状態も反映させることで、病院の経営の健全性が確保され、病院が発展する。
高位号俸引下げで昇給停止が早まる、5年2号俸昇給の廃止、早出手当・人工透析手当の廃止、年末年始手当の一部廃止など、賃下げだらけの新給与制度でがんばろうという気になれますか?
- 看護師の夜勤は1人月8日(夜勤時間64時間)以内とすること。
回答:病院の勤務体制は、各病院で実情を踏まえて判断すべきもの。
中央で協定すればすべての病院で実施されます。連合会は責任をもって看護師の増員・夜勤制限に取り組んでください!
組合に入って働きやすい職場にしよう!
職場でわからないこと、疑問に思うことがあれば、労働組合にご相談ください。組合は労働条件の改善に取り組み、働き続けられる職場づくりを目指しています。