国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

120330 大手前:常勤的非常勤職員の正職員化問題 4月1日に20名が正職員に切り替え

正職員になられたみなさんおめでとうございます。

 労働組合の全国的な運動のなかで、この3月には42名(虎の門病院)4月1日付で18名(立川病院)など成果があらわれてきています。 
 大手前では今年1月に臨床工学士1名、4月1日には薬剤師5名、検査技師3名、放射線技師3名、言語聴覚士2名、理学療法士1名、作業療法士1名、臨床工学士2名、看護師2名、事務1名の21名が常勤的非常勤から正職員になりました。
 全国的に2表医療技術職を正職員にしない動きが約3年前ぐらいから強められてきました。この方針(正職員で雇用することを認めない)を強めてきた連合会に対して、中央交渉ごとに正職員化を要求し、各支部でも病院と交渉を行ってきました。
 その中で2010年の年末に、連合会の判断ではなく「正職員化は病院長裁量」の連合会回答を引き出しました。しかし、定数の縛り、経営改善病院は連合会との協議などにより具体的に正職員化は進みませんでした。
 2011年も連合会・病院との交渉を強める中で、2012年になり全国的に成果があらわれ始めました。しかし、大手前でもそうですが、全ての常勤的非常勤の職員が正職員になったわけではありません。引き続き運動を強めていく必要があります。
 同じ業務をしている職場の仲間が連合会の都合で違う身分にされていることに怒りをもって、今回正職員になった方も含め運動をするめるため、組合未加入のみなさんに労働組合への加入を訴えます。

検査・放射線技師 非常勤の時間単価の引き上げ

 検査・放射線技師の非常勤職員の時間単価は、看護師や雇用形態違う技師と比較して低く決められていました。私たち組合は職員との均等待遇(正職員との違いは労働時間)を求めると共に医療技術職との差を改善するように求めてきました。今回の支部交渉で時間単価1250円を1410円に引き上げる予定と回答がありました。

連合会 昨年働いて支給された賃金を「調整の名の下に」返せと提案

 例年12月にされる給与改定ですが、連合会は2011年度給与改定案として、人事院勧告に則り、2012年4月1日からの平均−0.23%削減と、2011年度分については今年の夏季一時金で「調整」する案を出してきました。3月に提案して4月から賃下げを実施することは、労働ルールを無視するものであり、組合は同意できません。また、すでに支給した2011年度の給与を、2012年夏季一時金から引こうなどというのは、断じて許されないことです。不利益遡及をしないよう再検討することを要求しました。
 連合会との交渉は4月9日を行いますが、不当な態度を続けるなら、私たちは12日に統一行動(30分のストライキ)を行うことを予定しています。

定年退職のみなさんご苦労様でした!

 永年大手前病院の医療を支えるため働いてこられたみなさん、ご苦労様でした。また、引き続き再雇用で働くみなさん今後もよろしくお願いします。