検査部は宿日直の要件を満たしていない違法状態の勤務となっていました。そのため、本院検査部は4月から変形制に変更しています。
しかし、組合が4月〜7月の勤務表をチェックしてみると、7日を超える連続勤務など過重な勤務表となっていることや6月には月の制限労働時間を上回る実態となっていました。
本院検査部129名中、91名に4.5時間分の時間外手当を支給
チェックの結果を示し、労使で認識を一致させる必要があると、交渉。結果、訂正され、振替ができなかった91名には4.5時間の時間外手当、振り替えられた38名の者には25%割増の手当が支払うとしました。
休日は月内完全付与が原則です。
月の休日数が不足していたり、翌月振替とされた場合に支給されます。給与明細をよくみて、不明な場合は給与課にききにいきましょう。組合も相談に応じます。
変形勤務は臨床検査技師(本院)だけでなく看護師、栄養士・調理師、PT・OT(回復期リハ病棟)、臨床工学士(透析室)です。組合はこれらの変形勤務の職場は、6月の調整がされたのか病院に質問し確認すると回答ありました。変形勤務のみなさん、5月と6月の勤務と給与明細をよく見て確認してみましょう。
年休取得率は把握していない!? 「調査し集計します」と約束
組合は年休取得率について質問し資料を請求しました。病院は「調査していない」ので出せないと答え、働きやすい職場をめざし、労働安全衛生法からいっても年休消化率の実態把握は必須です。とりあえず総務課長は「集計する」ことを約束しました。