年明け1月19日病院交渉決定
組合の11月16日要求書に対し、11月25日に病院回答がありました。団体交渉は1月19日に決定しました。検査部の違法当直を是正して交替制にすることについて、「一部外注化する」、「病棟採血をやめる」、「増員しない」などの話が出ていますが、どこで、誰が、何を、決定しているのかわからず、職員の間には自分たちの意見を聞いてもらえないという不満が渦巻いています。組合は説明会の早期開催を求めています。
検査部土曜当直者の振替休日は検討もしていない
病院は検査部の違法当直を是正して交替制にする方針で、労基署に相談して2017年4月まで猶予してもらっています。組合は9月団交で、土曜当直者に週1日の法定休日が与えられていない問題をとりあげ、この点だけでも先行して是正することを求めましたが、病院は「8月26日に回答したとおり」当直手当と超過勤務手当を支払っているとして、改善をまったく検討もしていない不誠実な回答をしました。
新人の時間外申請抑制は「事実把握していない」
組合は、新人看護師が時間外申請ができずに、時間外手当が不払いになっていると指摘しましたが、病院は調査もせずに「そのような事実は把握していない」と回答しました。組合には、「申し送りが時間内に終わらない」、「超勤申請したことがない」などの声が寄せられています。申請時間と実際の退勤時間のズレがないか病院に調査を求めます。
本院4階の12時間2交替制は12月より3交替に
12時間2交替制を中止する理由は、職員から日勤帰宅時間が遅すぎる等の声があり、アンケートで3交替希望者が多かったので12月から3交替にした、との説明でした。就業規則から12時間勤務を削除することについて、病院は「今後の必要性を慎重に判断して決定する」と回答していますが、ほかの病棟で12時間2交替はありません。1日の労働時間は8時間が基本であり、長時間労働は心身の健康に有害です。組合は就業規則からの即時削除を求めます。
非常勤職員が再雇用賃金5割減では最賃を下回る
9月の就業規則改正で、無期転換した非常勤職員は定年60歳となりました。その後は常勤職員の再雇用規程を準用することになりますが、賃金について、病院は「具体的な運用はまだ決まっていない」と回答してます。しかし、定年退職時の5割では非常勤職員の賃金は最低賃金を下回る法律違反となるため、早急に運用の見直しをすることを求めています。
給与明細は申請すれば次回支給日から紙で発行
11月から給与明細が電子化されました。病院は、当初は10月12日までに申請すれば紙で発行するとしていましたが、今後も希望があれば次回の支給日から紙で受け取れるようにすると回答がありました。