36協定は来年4月には戻すと回答
36協定1日6時間に延長したのは「検査部の当直問題で時間外が36協定を超える法律違反を脱却したいため」と説明。全職種にしたのは「病院が認識していない長時間勤務が他にもないといいきれない。全てをチェックしたい」といいました。組合は、長時間労働による職員の健康被害を無くすためにできるだけ短くするのが国の方向性であり、4時間でも長いから短縮することと意見しました。当直している薬剤部や放射線などチェックをするよう提案しました。
「検査の大幅な外注化検討」は雇用問題!
説明の中で「検査部は職員の増員か、大幅な外注か、併せてやっていくか検討し、その準備をすすめている」と発言がありました。私たちの仕事が外注されてしまったら私たちの雇用はどうなるのでしょう。今のような迅速な結果が出せず、検査の質の低下も大問題です。次回はこの点を追及します。臨床検査師のみなさん、適正な検査体制にするために、一緒に増員要求の声を上げましょう。
土曜当直者は土日2日勤務。早急に休日を1日付与してほしい!
事務部長は「そのために来年4月から変形勤務を急がなくてはいけない。」といいますが、週1日の休日を与えていない法律違反は早急に改善すべきです。月曜日から翌週の金曜日まで連続12日間勤務で、職員は体がとてもきつい、1週間体調が戻らないと言っています。事務部長は「人は足りないときいていたがもう一度確認し検討する」と約束しました。
事務次長「面談は無理に受けなくてよい」
病院はパワハラがあったことは認めましたが、どのようなパワハラ行為があったかなど、詳しい内容は公表しないのが病院の姿勢でした。加害者と被害者が面談することは苦痛であり、何も解決しないと組合は主張しました。事務次長は「被害者は無理に面談を受けなくてもよい」と理解を示しました。再発防止のために、安全衛生委員会でパワハラ問題を取り上げることを提案しました。また、パワハラ撲滅のとり組みとして、「院長のパワハラ許さない宣言」を提案しました。組合はパワハラ問題だけであらためて時間をとって話をしたいと申し入れています。
栄養部勤務表チェックは再開を約束!
栄養部の「休日足りない問題」は3年前から繰り返しています。組合と病院事務は、職員の休日付与と割増賃金について見解が違っていました。双方で見解を確認し、勤務表チェックをもう一度行うことになりました。
給与明細は電子化されても紙でもらおう!
みなさん、9月の給与袋の「お知らせ」を見ましょう。11月から給与明細は電子化されます。用紙コストと給与明細票受け渡しの手間をなくすためだそうですが、組合はこれまで超勤手当の計算ミス、本俸が最初から間違っていたミス、休んでいないのに年休引かれたミス、家賃手当ミス、ボーナス支給されなかったミス、年末年始特別有給休暇支給漏れ等々のたくさんのミスを指摘してきました。明細があったから、訂正支給させることができました。
これまでどおりの紙の明細を希望する人は10月12日までに申請を!