国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

2016-04 非常勤職員就業規則変更 「誓約書」と「クーリング期間」とは?


 非常勤職員就業規則が9月1日に改定され、半年更新や1年更新といった有期労働契約だけではなく、更新手続きなしでずっと働ける無期労働契約もできるようになりました。労働契約法の改正によるもので、更新を繰り返す不安定な有期労働契約から無期労働契約に転換することにより、「雇止め」を防止して雇用の安定化を図るのが目的です。就業規則には新たに「誓約書」と「クーリング期間」が入りましたが、この2点について組合は合意していませんので、連合会に説明を求め、今後の団体交渉で誠実に協議することを求めています。

1.第6条の「誓約書」
 常勤職員が採用されたときに提出する「誓約書」を、非常勤職員にも提出させます。

2.第8条の「クーリング期間」
更新期間が「連続して」5年を超えたら無期転換の申込みができます。連続しないで途切れていたら(=クーリング期間があったら)、次の契約からカウントし直すことになります。(下は厚労省パンフレットより)


非常勤職員の無期転換Q&A

Q1 有期契約から無期契約になることのメリットは?
A1 有期契約は契約期間が満了して更新されない「雇止め」が心配です。無期契約で「雇止め」を防止して、雇用を安定化させます。

Q2 無期契約と常勤職員(正職員)の違いは?
A2 無期契約になっても非常勤職員のままです。病気休暇・結婚休暇・子の看護休暇・介護休暇は無給、忌引き日数は少なく、退職金もありません。

Q3 5年を超えなくても無期転換できますか?
A3 はい。組合は法律を上回る「5年を超える前でも無期契約できる」協定を勝ち取りました。ただし、5年を超えると法律で無期転換ですが、5年を超える前は労使合意が必要です。

Q4 無期契約になると賃金はずっと変わらないんですか?
A4 そんなことはありません。契約期間が無期になるだけで、労働時間や賃金などの労働条件は労使交渉で決めるものです。常勤職員も給与改定など労働条件は労使交渉で決めています。組合に入って労働条件を改善していきましょう!

国共病組は非常勤職員の労働条件向上にとりくんでいます。お気軽にご相談ください。