昨年10月末フルタイム非常勤の時間給制を1月から月給制に変更したいと提案がありました。労働組合が団体交渉を申し入れた途端「提案はなかったことにする。話し合う必要がない」と昨年12月提案を突然撤回しました。
労働組合は病院が「不当労働行為をしたとして」、2017年2月に労働委員会へ救済を申立てました。
労働委員会の場で病院は、改めて組合に月給制への提案を行い交渉することを約束し、5回の団体交渉を重ね、「実施にむけ今後とも誠実に協議する」と7月26日和解しました。
「毎年2号俸の昇給」を勝ち取る!
労働委員会に救済を申立てて4月から団体交渉を重ねる中で、?俸給表は何を使うのか??昇給の方法は??給与改定されたときの取り扱いは?など、疑問点や不透明なところを出し、一つ一つ説明を求め、月給制変更案の全体像を明らかにさせました。団体交渉で、現行待遇以上の改善引き出す労働組合は「当該職員に不利益を生じさせないこと」を第一に考え交渉を進め、毎年2号俸の昇給という現行以上の前進回答を引き出しました。