新給与制度導入を4月1日としている連合会は、現在行われている勤務評価結果を昇給に活用するとして「区分及び昇給の号俸数」を提案しています。
職場での評価が良くても、この分布率があるかぎり制限がかかるのは当然であり、また職場ごとの分布率ではなく病院職員全員の中で決められる分布率です。職場の評価は高くても賃金に反映しない事は十分ありえます。その事が連合会のいう「職員の勤労意欲の向上に資する」ことになるのでしょうか。
また、通常に働く職員は20年に1回は特に優秀(20年×5%)5年に1回は(5年×20%)は優秀の評価は受けるにだからなど机上の空論を平気で発言しています。
当院ではないと思いますが、他病院で「この職場ではA評価(特に優秀)はない」「自己評価をAにしすぎる」を発言する評価者もいるなど、評価する側も問題が多々あります。
5年2号俸昇給廃止・年末年始手当廃止・早出手当廃止・人工透析従事者手当廃止などの財源はどこに?
・5年2号俸廃止 ・早出手当廃止 ・年末年始手当廃止 ・人工透析従事者手当廃等
2億2700万円減
・職務手当 支給人数468人増 支給総額の増加額は
2億1400万円増
2月20日の連合会交渉でみなさんに協力頂いた署名含め1503筆を連合会に提出しました。
<署名の要求事項>
1.チーム医療を破壊し、患者のいのちと安全を脅かすことが強く懸念される勤務評価制度の拙速な実施を直ちに中止すること。
2.5年2号俸在職者調整の廃止や年末年始手当・早出手当・人工透析従事手当の廃止など賃下げ計画を撤回し、賃金への反映方法を含む勤務評価制度の労使協議を尽くすこと。
連合会の一方的な実施を防ぐため3月15日に30分のストライキを予定し、12日に連合会交渉を行います。反対の力を大きくするため労働組合へ加入しましょう!