国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

101208 虎の門:12月7日の病院交渉報告

就業規則変更」を私たち労働者(組合)になんの交渉もなく変更を労働基準監督署に提出した件について

 病院は「今後、就業規則改定、労働条件変更については、労使の協議と確認を行うことを約束」し、二交替導入寸前だった事、就業規則変更をすでに労働基準監督署に提出した事、臨時職員の有給休暇の取り扱いについて一方的な変更を行った事、変形労働制対象が二転三転したことに対する謝罪をしました!

15分終了時間延長は無効!

 たとえ15分休憩が多くなったとしても一方的な変更は無効です
 準夜・深夜などの休憩時間について、交渉議題にすることが同意されていたにも関わらず、就業規則が一方的に改正され、12月から終業時間が15分延長されたことに対し、組合はこれまでの勤務時間に戻して交渉するよう要求しましたが、病院は、休憩時間を15分延ばすことに伴って、終業時間も15分延長するだけであり、労働時間は7時間45分のままで問題ないという理由で、勤務時間を戻す事は拒否しましたが、現場の状況を把握し近日中に交渉する事を約束しました。組合は、休憩時間と労働時間をどうするかは、労使協議の対象であり、一方的に延長したことは認められず、職場から出ている「45分も休めない」「早く帰りたい」という声にも配慮した工夫が必要ではないかということを組合は主張しました。

法定を下回った休憩時間で勤務させていた事にたいする時間外手当「未払い」を要求!

 法的には45分必要な休憩時間が30分しか与えられていなかったということに対しての超過勤務分
病院が労基署に指摘を受けた3月から2年にさかのぼって不足の休憩時間15分の超過勤務手当てを該当職員全員に支払うよう要求しました。

豆知識

労働組合とは?

 労働組合は非雇用の労働者の権利を守る団体をいいます。現在の組合は、国家公務員共済組合連合会病院労働組合虎の門支部です。労働者はとかく弱い立場です、非常識的な労働条件でも雇わないといわれれば、仕事がなくなるわけですから辞めるわけにはいかない場合は従うしかありません。そこで、労働者の権利を守るために団体を組織してよいと法律で認められたのです。

虎の門病院労働組合は、

 患者さんの利益のため、職員が元気に安全に働ける病院つくりを目指しています。これまでニュースで提供してきたとおりの法律違反をはじめトラブルに対し、働きにくい状況になりそうなところを頑張って交渉しています。

組合に入りましょう!

 組合は労働者の権利を守ります。常勤、非常勤にかかわらず入れます。あなたの勤務条件が就業規則労働基準法に違反していないかチェックできます。給料が正しく支払われているかチェックできます。超勤がみとめられない、有給がとれない、一方的な休みの変更、勤務の変更で困っているなど個人では解決できない問題に一緒に解決しましょう。
 組合に入るには、組合掲示板の加入申込書に必要事項を記入して、ポストにいれてください。おって組合からご連絡いたします。メールもOK!

国共病組 虎の門病院支部
tora-union@w3.dion.ne.jp