国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

110930 勤務評価制度中労委あっせん案受諾―交渉継続の途が開かれる

 9月29日午後10時、8時間半にもおよぶ中央労働委員会での話し合いの結果、国共病組と連合会はあっせん案を受諾し、勤務評価制度についての交渉を継続することが確認されました。

あっせん案

今次争議は、下記により解決されたい。

国家公務員共済組合連合会は、勤務評価制度を実施するに当たり、勤務評価制度の賃金・一時金に係る処遇への活用に関し、できるだけ早期に国家公務員共済組合連合会病院労働組合(以下「組合」という。)に提案して、組合と十分協議をするものとする。
以上

 勤務評価制度の一方的な10月1日実施に組合は合意していません。勤務評価制度の賃金への反映方法について正式提案がないまま、就業規則変更で勤務評価制度を強行導入したことは断じて許されないことです。前回の8月11日交渉において「交渉打ち切り」とされた勤務評価制度について、中労委あっせんの結果、再び交渉することができるようになったことは大きな前進であると組合は受け止めています。組合は連合会に対して、勤務評価結果の賃金への反映方法ほか新給与制度の全体像を早期に提案し、十分な時間をかけて、誠実に労使交渉を尽くすよう強く求めていきます。

勤務評価導入に伴う一方的賃下げは許さない!

 5年2号俸在職者調整や退職時4号俸特別昇給制度、早出手当・年末年始手当・人工透析従事手当などの一方的廃止を許さない取り組みを強化します。新給与制度に反対する署名などで、私たちの「賃下げNO!」の声を連合会に訴えていきましょう。

人事院3年連続のマイナス勧告

 9月30日、人事院は3年連続の賃金マイナス勧告を出しました。民間では一時金が上昇傾向で明るい兆しが見える中での本俸0.23%減・一時金据え置き勧告は、公務のみならず民間にも多大な影響を与え、かえって景気を冷え込ませるものとなりかねません。東日本大震災での活躍をはじめ、国民のいのちと健康を支えて奮闘している医療労働者が、なぜ今年も賃下げされなければならないのでしょうか? 私たちの社会的貢献度に見合った賃金・一時金を求めて、この秋の闘いを進めていきます。

疑問だらけの勤務評価制度にNO! 賃金への反映はやめて!