国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

110908 大手前:勤務評価制度 就業規則変更を強行 各支部でも連合会指導の交渉拒否

 連合会は8月11日の団体交渉で「勤務評価制度は就業規則の改正によって10月1日実施する」と宣言し、団体交渉打ち切りを宣言しました。その後、連合会の指導のもと大手前病院も含め各病院で就業規則改正の手続きを進めてきました。さらに各支部からの交渉も拒否するという態度をとってきました。
 支部交渉拒否は病院から組合に回答された文書内容が各病院ほぼ同一の内容であり連合会指導はあきらかです。

☆大手前支部経過☆

8月19日 病院より就業規則変更案についての意見書を求められる。
8月22日 意見書と支部交渉を申し入れました。
8月24日 支部交渉拒否回答
中央区労働基準監督署へ「賃金への反映方法が明確でなく、不利益変更を含む就業規則を受け取らないように申し入れ」
8月25日 支部交渉拒否への抗議と再度の交渉申し入れ
8月26日 9月14日のストライキ通告を病院に行いました
8月30日 評価制度導入反対署名
9月5日  評価制度導入反対署名
本日も5時30分から評価制度導入反対署名を行います。署名にご協力を!!

8月24日の病院回答

       共済連大病第393号
 就業規則変更に関する団体交渉申し入れ(回答)
 勤務評価制度の導入に関しては、国共病組と連合会本部のとの中央交渉事項と承知しており、当院でお答えできる立場にはなく、今回、申し入れのあった事項について、交渉できないことを回答します。

8月25日の抗議文書

  共済連大病第393号に対して
就業規則変更に関する団体交渉申し入れに対して共済連大病第393号の回答がありました。(団体交渉拒否)
 勤務評価制度の導入は連合会との中央交渉事項と承知しており、当院で回答できないと回答されていますが、就業規則変更を行い届けをおこなうのは大手前病院であり、労働条件変更それも不利益変更が含まれる内容であるにも関わらず交渉を拒否する事に対して抗議し、再度交渉を求めます。

支部ストライキを意思統一

 全国大会(7月)では、この連合会の強行姿勢に対して、全支部が9月14日の始業時から30分のストライキ決行を意思統一しました。(大手前は8月26日に病院に通告)
 今まで全ての支部ストライキを行うことは各支部の事情により出来ていませんでした。しかし、今回の評価制度導入問題では全支部ストライキを行うことを決意し準備を進めてきていました。
 この中で、日本医労連等との今後の運動の方向性など検討するなかで、連合会の強行導入・交渉拒否を9月14日のストライキだけで態度を変えさせることは非常に困難である、14日のストライキは延期し、中央労働委員会にあっせん申請を行い、その後必要時にストライキを予定することを決定しました。

評価制度導入後は労働条件引き下げが!!

 評価制度は新給与制度の中のひとつであり、その他の内容は5年2号短縮制度廃止(定年退職までに400万円をこえる減額)、年末年始手当廃止(1勤務6900円)、その他手当の廃止が提示されています。評価制度導入を許さない闘いが、その後に続く引き下げを防ぐことになります。