連合会は勤務評価制度を10月1日本格実施する態度を変えようとせず、交渉の打ち切りを宣言しました。
組合は賃金制度にも関わらず賃金制度の正式提案はなく、組合の質問に対してもまともに答えようとしない連合会に対し、9月12日再度交渉をするように要求しましたが拒否してきました。
そのため勤務評価の10月実施の撤回と労使協議を尽くすことで、9月8日中央労働委員会(労働問題の裁判所のようなところ)に斡旋申請をしましたので、ストライキは延期することになりました。
休日が8月に振り替えられたことで「追給」が支給されました!
8月の給与に「追給」ということで各自に支給があったと思いますが、これは変形労働者(立川病院はパート職員以外は全員)は一月にこの時間以上働かしてはいけないという縛りがあります。
31日の月は171時間です。ところが今年の8月は8日しか休日がないため178.25時間働くことになるため、7月あるいは9月の休日を1日8月に移動するように連合会は指導しました。そうすると7月(あるいは9月)の休日が少なくなってしまうため割り増し賃金(時給の25%)の支払いが必要になります。このような理由から「追給」が支給されました。
これは組合が連合会を追及した結果支給されるようになったものです。来年の2月にもこのような事態が発生します。2月は2時間45分オーバーするため、2時間45分早く帰すようにする方法もある(労災病院はそうしている)と提案しました。その場合は割り増しの支給はありません。