国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

勤務評価制度導入NO!(7) がんばっても評価が給与に反映しない?

 みんながすごくがんばって、目標を全員が達成したとしても、全員の賃金が上がるわけではありません。「えっ、がんばった人は賃金があがるんでしょ?」と思っている人は甘い! 個人の成績によって賃金が決まるなら絶対評価であるべきですが、あらかじめ分布率を定めて、Aの賃金をもらえる人は何人と決めておくのですから、A評価を受けた人全員が必ずしもAの賃金をもらえるとは限らないのです。つまり、「評価に見合わない」「がんばっても報われない」結果になってしまいます。



 9月3日付連合会回答別紙として、はじめて「給与への反映方法イメージ」が提示されました(↑)。
 連合会は、「D、Eのマイナス分をA、Bに回すわけではない」と強調しましたが、では、どこからプラス分をもってくるのでしょうか? (注1)の「昇給制度の見直し等」「一時金制度の見直し等」の中身については説明がありませんでした。しかし、「加算原資の範囲で設定」ということは、プラス分のお金にははじめから枠組みがあるということです。限られた原資を配分するわけですから、結果的に相対評価にならざるを得ません。

それでも連合会は「評価は絶対評価なんです」と言い張る


「考え方と仕組み」の「評価の基本原則」の2009年版にはあった「絶対評価」の文字が、2010年版から消えています。これについて連合会は全く言及しません。