10月25日連合会要請行動で看護師が職場の改善を求めました
今回は看護師中心の要請行動でした。離職させない、働き続けられる連合会病院にするためには、増員して、夜勤回数を減らし、休みがとれるようにすることが不可欠です。
私たちの労働条件を示す勤務表について、1週間前には出すこと、週に4回も夜勤を入れないこと、週休を固定する努力をすることなどを要望。手術室の名ばかり待機(実態は勤務)は、翌日勤務で「帰っていいよ」と年休を使わせる問題を指摘しました。
年休は本人の希望でとることが原則です。「事務部長、看護部長には20年7月の通知に基づき周知している。部下にあたる師長、科(課)長についても、研修の機会をとらまえて、通知の趣旨を十分徹底していきたい」との回答がありました。
非常勤にも有給の看護・介護休暇を! 回答日は11月12日
あわせて秋闘の要求書を提出しました。人勧どおりの賃金引下げ、不利益遡及をさせないたたかいをすすめます。一時金要求は3か月+5万円です。看護師については、夜勤は1人につき月8日以内の協定化を目指し、月9回以上の手当の新設、年休を完全消化できる人員配置を求めています。また、育児短時間勤務制(短時間正職員制)による育児支援、非常勤職員は正職員との均衡を図り、子の看護休暇、介護休暇を有給とすることなどを求めています。
勤務評価制度に関する申入書を提出
看護師の質問に回答がありました。
- 自己評価は「原則、変えない」
- 「ラダーは自主参加であり、勤務評価とは関連しない」
- 受けもつ人数が多い場合は、「補助者をおくことができるが、評価はあくまで評価者がする」
- 「非常勤を対象とするかは院長が決める」
「スタッフの教育をしっかりしたい」 連合会もびっくりの事例
- 子の看護のために休む場合は特別有給休暇なのに、年休にされていた(枚方)
- 7:1のために外来の看護師を病棟へ。外来は非常勤に任せっぱなし(虎の門)
- 7時間のパート職員に時間外業務をさせる(東海)…あえてパートを選んだのに
- 16時から20時までの「半日勤務」(虎の門)…夜勤帯に半日なんて!
- 忌引きを3日請求したのに、1日しかもらえなかった(東海)…就業規則違反ではないかとの追及に対し、明確な回答はえられず。
- 年休を3日請求したら、週休が消えた(枚方)…週休月内完全付与できてる?
- 「業務に支障がない限り、年休はあげています」と言いながら、年休を与えない(虎の門ほか多数)…毎日「業務に支障がある」状態って、なに?
- 年休の請求の仕方がわからない(枚方)…事務がオリエンテーションを。現場任せではダメ。
3交替だけでなく、2交替についても夜勤実態調査を!
国共病組と連合会の間には月8日夜勤(64時間以内)協定があります。しかし、連合会は3交替についてしか夜勤回数調査をしていません。「今年度の調査は終わっている。来年度の調査については検討したい」との回答でしたが、すぐにでも2交替を調査するよう強く要請しました。