国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

100914 2010-08 連合会:勤務評価制度第二次試行を強行宣言! 協議尽くさず

=組合は、本日、中央労働委員会にあっせん申請=

13日、午後2時より8時まで、勤務評価制度の第二次試行の実施を巡っての協議を行いました。9月3日に初めて「賃金反映のイメージ案」を示していますので、それに関して25項目の質問をしましたが、具体的には後日回答すると言い、「合意形成の必要性」には言及せず、「試行は明日から始めさせていただきます」と強行を宣言しました。そのため、9月14日、争議や紛争を扱う第三者機関である中央労働委員会に「強行せず、十分な話し合いをする」ようあっせんを申請しました。

勤務評価制度は、「標準C」でも賃金は下がるしくみであることが判明。AやBにつける財源は「昇給制度の見直し分から」

 現在、在職5年ごとに2号俸昇給する制度や、役付でなくても一定の年数で中2階といって上位級に昇級する制度がありますが、連合会の示した案では『昇給制度の見直し等で財源を確保した加算原資の範囲で設定』としていることから、これまでの昇給・昇格制度を廃止し、その財源を充てるわけですから、総財源を増やさずAやBをつくるわけですから、毎年AやBにならない限り、これまでの賃金の仕組みを変え構造的に引き下げになります。まさに使用者の思いのままの賃金ということになります。

評価の公平性や透明性、納得性の担保については、「評価者を訓練するから」としか答えられず!

 「本当に客観的で公平な評価ができるのか」という疑念と、「評価者に賃金を決めてほしくない」「評価者の評価はどうなっているのか」など多くの疑問が寄せられています。それに対する回答は、「評価者の研修・訓練をするから」というだけです。

「第一次試行で、A,B,Cが何人いたのか? 職種ごと、勤務場所とかでばらつきはないのか?」
「そのことは調べていない」と答えるおそまつさ!

各評価の分布などを集計しないで、ばらつきや、かたよりがなかったと言えるの?  公平性や均一性の検証ができたの?
 
「評価者は、これまで以上の責任が伴うため、緊張感のない職制ではいられなくなる」と連合会は思っているようですか・・・真面目な評価者はメンタルになり、評価をえさに自分に従わせたり、ノルマを押し付けたりすることもあるのでは?