おはようございます。大手前病院の労働組合、国共病組大手前支部です。
2004年5月25日 連合会本部と支部代表者との交渉(村上・岡田出席)での病院部長発言:新築した病院には、補助金を多く支給するようにしている。
新築した大手前病院には、病院部長発言どおり、補助金が多く支給されてきました。
平成15年〜19年に大手前病院に支給された補助金の総額は
約89億円 ほぼ1年間の患者収入に相当する金額 職員一人約1500万円
建設費用183億円の約50%に相当する金額です。
この補助金が、大手前病院の設備投資、例えば「治療の設備」などにまわり、今日の大手前病院の経営を支えています。
新病院建設の経過
1996年当時、大手前病院の新病院は「全額補助金」で、建設予定でした。
当時の事務部長も、労働組合に対して「全額国庫補助で建つのは、大手前病院が初めてです」と豪語していました。しかし、小泉内閣の誕生で、「全額病院の負担」になりました。この事態に対し、病院は(労働組合との折衝での病院発言)病院建設費は183億円病院負担となった。建設費全額補助金で認められ計画を進めてきたことを反故にする事に対して、連合会に抗議したがどうにもならなかった。
職員の声は
「私たちが病院建てて欲しいといったわけじゃないのにね。」「約束が違うんやから、もとの病院に戻してもろたらいいやん」「一期工事で半分できてるのに、今頃になって金払えやなんて、絶対おかしいわ」などなど、降って湧いた「全額病院負担に」怒りの声があがりました。
労働組合は
(1)病院新築の建設費が「全額病院負担」になることについては、納得できない。
(2)完成した南館の階段の壁に「ひび」が入っていたり、車椅子で出入りできない個室などの
建設に関わる問題点。
以上の2点について、連合会交渉で発言を行ってきました。