国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

121226 大手前:一年の運動への協力ありがとうございました

 連合会の新給与制度導入、評価制度との闘いの一年でした。その中で年末年始出勤手当廃止を撤回させ、冬季一時金では赤字病院(大手前病院)に対する0.1ヶ月の切り下げも取りさげさせることが運動のなかで実現できました。
 しかし、連合会は労働組合との協定を一方的に破棄し、就業規則の改定で、多くの職員に不利益をもたらす新給与制度を導入しようとしています。これに対して国共病組は東京都労働委員会に不当労働行為の救済申立をしています。本来、協定破棄は新たな協定を結ぶためにされるものですが、その努力もせずに一方的に就業規則変更をしようとしていることは不当労働行為の上塗りです。

<大手前病院支部交渉経過> 12月13日

職種ごとの評価率は回答できない。

 自分の評価結果を知らない職員が大多数だと思いますが、評価制度は職場では絶対評価。しかし、賃金等に反映する評価は病院全体のA評価5%、B評価20%というように相対評価で職種の偏りなどが発生する制度です。冬季一時金での職種別の評価率など資料の提示を要求していました。大手前病院の回答は、具体的な内容は一切提示できないというものでした。

支部の年末年始の取り扱い弁当・金券支給

 組合の、「例年どおりの対応を」に対して、病院は赤字経営などの理由で「弁当・金券支給の廃止」の提案がありました。2年前にも廃止の提案があり交渉の結果従来どおりの結果となっていたものを、12月の中旬に提案されても納得できない。前回の提案は時期も早い段階であり、労働組合としてもアンケートなど意見も聞きながら支部交渉をおこなってきた。「来年からの取り扱いの交渉はあっても、今年は例年どおりの扱い」をするよう求めました。
 結果:今年は例年どおりの扱いとなりました。

非常勤の年末年始休暇中央協定:6日間の有給休暇

 中央協定の6日間は、6日間にしてもよいという協定であり、大手前では他支部と違い日数が少ない状況がこれまでありました。しかし、従来大手前病院の発言は元日を除く5日としていました。昨年はこれを下回る日数だったので、最低でも従来の日数をと交渉しました。
 結果:5日間の有給休暇扱い

年末年始の取り扱い

<中央協定>

1.年末年始勤務手当:12月29日〜1月3日(交代制勤務12月28日準夜〜1月4日深夜)
一勤務手当6,900円
2.非常勤の年末年始:12月29日〜1月3日の有給休暇6 日間
3.保育所補助: 東北公済病院152万円千早病院137万円

<大手前支部

1.食事保障弁当(1000 円程度現物支給)
2.補助金券500 円
3.夜勤補助金券1500 円
4.タクシー10,000 円限度
5.非常勤の年末年始5 日間

組合活動カンパにの協力をお願いすると共に組合加入を訴えます。

 今回の冬季一時金の支給でわかったことは、連合会のいう頑張った人を評価する制度ではなく、まじめに一生懸命はたらく大多数の職員が不利益をこうむる制度だということです。
 連合会、大手前においても今後、切り下げの動きはさらに強まってきます、切り下げ反対の運動を進めていくため、組合活動カンパと共に組合加入を訴えます。