国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

121221 新給与制度を強行実施するな!

 12月14日、日本医労連とともに連合会要請にいきましたが、残念ながら「協定破棄は撤回しない」、「新給与制度は就業規則変更で実施する」という連合会の姿勢は変わりませんでした。新給与制度案は多くの職員に不利益変更をもたらすため、十分な協議を尽くすよう組合は連合会に求めてきましたが、その変更をしなければならない必要性、変更の合理性について、これまでまともな説明がありません。このような就業規則変更は、違法無効です。また、連合会は協定破棄しつつも「交渉は継続する」と表明したように、これまでも形式的な不誠実交渉を繰り返してきました。本来、協定破棄は、新たな協定を結ぶためにするものですが、その努力もせずに、一方的な就業規則変更で新給与制度を1月1日に強行実施する、このような不当なやり方は許されません。東京都労働委員会第1回調査は1月18日です。みなさん、ご支援よろしくお願いします。

一時金引下げ:「標準」なのに?新制度導入前なのに?

 12月10日支給の冬季一時金は「基準額×2.05月」です。ところが、75%以上の職員はC評価(標準)の成績とされ、2.02月に切り下げられてしまいました。でも、自分の成績がどうだったのか支給明細に書いてありましたか? その分がA評価(特に優秀)・B評価(優秀)の人に回されることに納得できますか? そもそも、公平な評価ができたと思いますか? 組合はこんな不透明で不公平な新給与制度に反対しています。組合は、2.02月しか支給されなかった「標準」の人たちは一時金の内払いとして受領する、と通知しましたが、連合会は「全額払い」と回答しました。また、成績区分の人数分布の提示要求に対しては、連合会は「把握していない」と答えません。非常に不誠実な対応です。

処理がまちまち 一時金の剰余金はどこへ?

 「一時金の財源は一時金にしか使えません」(連合会給与課)。一時金の予算をたてた時点よりも職員数が減れば剰余金が出ます。また、「標準」の人がたいへんに多くて、A、Bの成績優秀者が少なければ、やはり財源は余ってしまいます。剰余金を例年どおり職員に分配した病院がある一方、分配せずにキープしている病院があるといいます。一時金支給にしか使えない財源をどう処理するつもりでしょうか? 現在、組合で追及しています。

虎の門、非常勤職員の一時金は2.05月

 虎の門病院では非常勤職員は勤務評価の対象外です。にもかかわらず、一時金を「標準」の2.02月で支給するというため、組合は再検討を要求、週30時間以上の非常勤職員は2.05月が支給されました。また、夜勤専門や短時間の非常勤職員等も切り下げはありません。他の病院の非常勤職員のみなさん、もしあなたの一時金が不当に切り下げられていたら、組合にご相談ください。

11月28日ストにご協力ありがとうございました

 連合会の協定破棄と新給与制度強行実施に抗議して、7支部が始業時30分ストライキを決行。ストライキをしなかった支部も、ビラまきや署名活動などの行動を展開しました。


立川支部は玄関前集会


斗南支部は会議室で集会

不当労働行為の救済を求めて都労委でたたかいます! 組合を応援してください!