私たちは、新給与制度も導入されていない冬季一時金から評価制度を導入してきた連合会に対して、都労委で今後闘っていきます。連合会は評価制度について賃金引き下げではなく、頑張って働いている人を評価する制度と発言していました。実際には今回の一時金のように一生懸命働いている多くの職員が切り下げられる制度です。
職種ごとの評価 率はどうなっているの!
自分の評価結果を知らない職員が大多数だと思いますが、評価制度は職場では絶対評価。しかし、賃金等に反映する評価は病院全体のA評価5%、B評価20%というように相対評価で職種での偏りなどが発生する制度です。 労働組合は病院に、職種ごとの評価結果比率をあきらかにするよう求めています。他の病院では組合からの資料提出の要求に答えていません。大多数の職員75%が切り下げられた評価が公平性があるのかきっちり公表する姿勢が大手前病院の管理者にあるのか!回答があり次第報告します。
<最初の連合会方針は大手前病院(赤字病院) さらに0.1ヶ月の切り下げ>
一時金の支給に関して連合会は当初、赤字病院(大手前病院)の支給率を0.1ヶ月切り下げることを組合と交渉をおこなっているにも係わらず、決まったことのように職員に知らせました。組合は認められない立場で抗議し、この赤字病院の0.1ヶ月の切り下げだけは取り下げさせました。
この赤字は職員の責任? 経営の責任を負う管理者の一時金は(組合試算)
赤字の責任として連合会方針0.1ヶ月の切り下げに対して、病院管理者は職員のために何かしてくれたのでしょうか。
大手前職員の一時金 一人平均支給額: 759,075円
支給額=基準額×2.02ヶ月+2,620円(余剰一律)
連合会病院管理者 一人平均支給額:1,400,000円
私たち労働組合は、2.02ヶ月を認めていません。それは本来なら2.05ヶ月あるものを、評価制度の先取りとして75%職員に0.03ヶ月の切り下げを押しつけ、その財源をA評価、B評価の人に回す内容だからです。
その他の合意事項
1.年末年始勤務手当:12月29日〜1月3日 (交代制勤務12月28日準夜〜1月4日深夜)
一勤務手当 6,900円
2.非常勤の年末年始:12月29日〜1月3日の有給休暇
3.保育所補助: 東北公済病院 152万円 千早病院 137万円
新給与制度は年末年始手当6900円廃止も出されていました。昨年からの連合会交渉で廃止は撤廃させました。 大手前病院の年末年始の支部取り扱い(弁当、金券)は、本日の支部交渉で確認をします。2年前には廃止を提案した病院に対して、廃止反対の声、交渉の結果で継続して行われているものです。