国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

勤務評価制度導入NO!(5) 導入に賛成はたったの7.0%


 連合会は、「9割の人が制度に理解を示した」として、勤務評価制度導入を進めようとしています。しかし、組合の1次試行後アンケートでは、「制度導入に賛成」は7.0%という結果です。制度の意義そのものを問うことのない連合会のアンケートでは、職員の気持ちが反映されていないのではないでしょうか。組合はアンケートのとりなおしと、客観的資料の提示と誠実な交渉を要求し、制度導入の見切り発車はしないよう求めています。

1次試行後アンケート(国共病組調査、2010年6月までの回答)より



みんなの疑問・不安・不満 自由記述欄より

  • 評価されることでモチベーションが下がる気がします。(20代)
  • 個人的な感情なしに公平な評価が行われるのか疑問。評価制度によって人間関係が悪くなり足の引っ張りあいが起こることが考えられる。(20代)
  • 評価者に対しスタッフが媚を売る可能性もある。感情で評価される恐れもある。(30代)
  • スキルアップのための長期の研修などに行きだすと人員はそのままで現場は大変。看護を大切にしている人が報われない。やる気が低下する。(40代)
  • 私たちの仕事は数字で表されるものではないと思います。賃金カット目的以外の何ものでもないとしか思えません。だんだん仕事に対する意欲がうせていきます。(40代)
  • 年を重ねれば労働力も落ちます。それで若いスタッフと同等の評価をされれば「年寄りは仕事を辞めて下さい」的な風潮にならないでしょうか?(40代)
  • 職場の長が把握していないことが多く、また全てのスタッフの働きぶりを見るのは不可能。公平な評価はできません。(40代)
  • 評価者のトレーニングが必要。評価者として適正な人がいるか疑問。(50代)
  • これ以上業務を増やすと、本来の看護がおろそかになる。(50代)
  • 評価制度そのものに対する評価が必要です。(50代)
  • 医療は人間を相手にしている仕事であり、チームワークで成り立つので、成果主義賃金は合わないと思う。(60代)