国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

勤務評価制度導入NO!(6) やる気が下がる勤務評価制度


1次試行後アンケート(国共病組調査、2010年6月までの回答)より

(1)「がんばる人に報いたい」と連合会は言うけど、「あなたのやる気」は「変わらない」が56.8%、「下がる」は31.7%。「上がる」と答えた人は7.9%しかいないね。

(2)「医療・看護の質」は基本的なこと。みんなプロだし何があっても質は落とせないから、「変わらない」59.7%は当然の数字ね。でも、「悪くなる」と心配している人が23.8%もいるわ。

(3)医療の現場でいちばん大切な「人間関係・チームワーク」については、「よくなる」はたったの4.8%。「悪くなる」と考える人がとても多くて42.5%もいるのね。

やる気なんて出るわけない 全医労業績評価アンケート(2009年12月)より

国立病院機構では2009年6月の一時金から評価が反映されています。

  • 人員不足やゆとりのない職場では、評価出来ないと思います。仕事もきちんと出来ない部分もあり、満足感が得られない。
  • 「良い医療を提供する」という同じ目的で仕事をするのに、なぜ個人の目標が必要なのかがわからない。
  • 収入の安定があってはじめて仕事への感謝や意欲が出るのであって、上のさじ加減で収入がかわるのなら自分の生活の心配ばかりしなくてはならなくなり、仕事へのやる気が出るわけない。
  • 日常の業務を一生懸命務めても業績評価で給与に差がつくかと思うと仕事に対する意欲がなくなるし、何のために仕事をしているのか分からなくなる。
  • 業績評価の目標を立てて、やらされている感があってすごく嫌な感じがしています。また、その目標達成のため休みの日も出勤しているような状態で、仕事をやめたいと真剣に悩んでいます。
  • ただでさえ日々業務に追われ、看護の質が低下しているのにもかかわらず、業績評価で目標をあげ、その分までの仕事が増え、患者に関わる時間がないのが現状だと思います。
  • 何かあるたび評価、評価と師長に言われとても嫌だ。
  • ストレス以外のなにものでもない。上に何も言えなくなる職場を作るだけ。