国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

120223 新給与制度4月1日強行実施なら3月15日始業時30分ストライキ


 「目標をまだ提出していません」、「忙しくて面談ができていません」。2月20日、中央交渉で複数の病院の看護師が連合会に現場の実態を訴えました。「○○病院の看護部はラダーを流用」、「目標設定をしていない職員がいる」、「これ以上仕事は増やせない」などと組合はこれまでの交渉の中でも指摘してきましたが、連合会は病院からの報告を鵜呑みにして、「勤務評価は円滑にすすんでいる」と主張しています。10月昇給に反映させようにも、3月に評価が出ない職員がいるのは大問題ではありませんか? このような状況下で新給与制度を4月から実施するのはあまりに無謀です。「勤労意欲が高まる」どころか、職員同士が競わされてチーム医療が破壊されるのではないかとの組合の懸念はいまだに払拭されません。また、年末年始手当や人工透析従事手当の廃止、病院経営状況の一時金への反映など、まだまだ労使協議は不十分です。連合会の4月実施の強硬姿勢をなんとしてでも改めさせるために、3月15日にストライキを構えて、次回3月12日交渉に臨みます。

勤務評価反対署名1,503筆を提出
みんなの声をしっかり届けました。ご協力ありがとうございました。

医療の賃金改善のための制度を廃止しないで!

 2010年度の医師を除く医療業の所定内賃金は、他産業よりも13,354円低い結果でした。格差が縮小してきたのは他産業の賃金が下がったからです。医療の賃金が低いために措置されてきた5年2号俸昇給や長期勤続者退職時特別昇給などの制度を廃止するのは、明らかな不利益変更であり、絶対に許されないことです。

時間外を書かせない法令違反の評価者はダメ

 ある病院の師長は、時間外請求をさせない、えんぴつ書きで申請させて師長が短く書き直す、「人の手伝いで遅くなっても時間外とは認めない」(←業務なのに?)など、まったく労務管理がなっていません。他の病院では、「年休の申請は偶数月だけ」との張り紙があったとか。時間外申請の抑制や年休取得制限など、平気で労基法違反をするような上司は信用できないし、そんな人には評価されたくありません!

インフルエンザで出勤停止は有給休暇でしょ?

 非常勤の外来看護師がインフルエンザで休み、熱が下がった時点で病院に電話したら「人がいない、すぐに出てきて」と言われました。インフルエンザは熱が下がっても48時間は感染力があり、出勤停止のはずですが…。病気休暇は常勤職員は有給休暇なので安心してとれますが、非常勤職員は休めば無給です。これでは無理して働く人があるかもしれません。インフルエンザを蔓延させないために、非常勤職員にも有給休暇の保障を!