11月27日(水)始業時30分ストライキ予定
11月6日、秋闘要求に対する連合会回答がありましたが、前進回答が全くありませんでした。一時金は2.05月ですが、A・B評価者への加算のために75%の人は0.03月下げられてしまいます。たとえば、C評価で病院実績が標準(100〜103%)の場合は2.02月しか出ません。
さらなる回答を引き出すため、11月27日始業時30分ストライキを構えて、11月25日中央交渉に臨みます。みなさん、応援よろしくお願いします。
組合の秋闘要求 | 連合会回答 | |
1 | 賃金改善について誠意をもって回答すること | (人事院報告では給与改定なし) |
2 | 新給与制度に問題点があれば交渉すること。 | 見直すべきものがあれば交渉したい |
昇格、昇給に勤務評価を反映しないこと | 本年1月より実施、ご理解いただきたい | |
3 | 冬季一時金3か月+5万円、勤務評価と病院実績を反映しないこと | 2.05月、勤務評価と病院実績を反映する |
4 | 年末年始勤務手当12月27日準夜から1月6日深夜まで、1回15,000円 | (具体的回答なし)支給対象範囲の拡大や増額は考えていない |
5 | 人工透析従事手当の廃止撤回 | 新給与制度で、経過措置ののち廃止する |
6 | 寒冷地手当の復活 | 現行どおり |
7 | 病院からの増員要求は速やかに認めること | 合理的な理由があれば関係当局に増員要求をする |
フルタイム非常勤はただちに常勤職員化すること | 各病院が判断すべきこと | |
8 | 非常勤職員が出勤停止を命じられた場合に特別有給休暇を認めること | 無給の特別休暇または年次有給休暇 |
9 | 冬季一時金の保育所運営費特別補助の増額 | (具体的回答なし) |
10 | 保育所運営費補助の保育児30人以上の区分新設 | 今後も話し合っていきたい |
11 | 労働基準法違反の一掃 | 会議や研修の場で周知していく。不適切な事例があれば指導する |
退職手当下げて何に使うの? 病院収益増えるだけ!
連合会2013年4月5日提案 | |
退職手当引下げ期間 | 調整率 |
2014.4.1〜12.31 | 96/100 |
2015.1.1〜9.30 | 92/100 |
2015.10.1〜 | 87/100 |
連合会は、国家公務員の共済年金が厚生年金と一本化されるための措置として、退職手当を来年2014年4月から段階的に引き下げて、最終的に2015年10月からは現行よりも13%引き下げるとしています。39年働いて定年退職する看護師の場合、340万円もの大幅ダウンです。私たちの老後の大切な生活資金をなんだと思っているのでしょう! 公務員とは違い、病院職員の退職手当引下げは病院の収入増にしかなりません。組合は退職手当引下げに反対ですが、連合会がどうしてもやるというのなら、廃止した手当を復活させるとか、非常勤職員に退職手当を出すとか、何か有効な使い道を示してほしいものです。