7月1日、日本医労連全国組合協議会は人事院要請を行いました。私たちの連合会病院や、国立病院、日赤など全国展開している公的な病院は、国の俸給表を参考に病院職員の俸給表を決めています。そのため、国家公務員の賃金・労働条件を決める人事院に毎年に赴き、医療現場で働く労働者の賃金・労働条件の改善を要請しています。とりわけ、20年もすえおきの特別夜勤手当の引き上げと対象拡大、「月8日夜勤」の義務化、長時間労働の禁止、非常勤職員の雇止めを行わないこと、非常勤職員がインフルエンザなどで出勤停止になった場合の有給の特別休暇などを求め、人事院の担当官は「しっかりお聞きした、担当部署にお伝えする」と述べました。
勤務評価の開示請求・苦情申立ては7月1日〜21日
- 勤務評価結果の開示期間は7月1日〜21日。
- 開示請求できるのは、2015年度の評価と2011年度以降の評価。
- 苦情申立ては2015年度の評価結果のみ。申立期間は7月1日〜21日。
勤務評価結果は毎年7月1日から7月21日の期間に事務で開示します。評価は5段階で、D、Eの人は病院から面談指導がありますが、A〜Cの人は自分で開示請求をしないと結果がわかりません。2015年度評価結果は2016年10月昇給、2016年冬季一時金、2017年夏季一時金に反映されます。評価結果に納得がいかなければ苦情申立てをすることができます。今回は、2011年度以降の評価について開示請求ができますが、苦情申立てができるのは2015年度の評価だけです。なお、開示請求や苦情申立てをしたことによって不利益を被ることはありません。万が一、パワハラ的な対応がありましたら、すぐに組合にご相談ください。
7月10日は参院選投票日。選挙に行こう!
当日投票に行けない人は期日前投票に行きましょう
期間 7月9日の20時まで 場所 市町村役場や出張所など 持ち物 投票所入場整理券
詳しくはお住まいの市町村選管にお問い合わせください。
18歳から選挙権
公職選挙法が改正され、選挙権年齢は「満20歳以上」から「満18歳以上」に引下げられました。未成年者が有権者に加わることで、世代間格差の是正や若年層の政治参加が促されると期待されています。世界の191の国・地域のうち、9割近くが選挙権年齢を「18歳以上」と定めていて、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアでも18歳以上です。ところで、「満18歳以上」というのはどの時点で18歳なのでしょうか? 7月10日が18歳の誕生日の人はもちろん選挙権がありますが、「18年目の誕生日の前日の午前0時から満18歳とされる」(総務省)という決まりがあり、7月11日が18歳の誕生日の人にも選挙権があります。