国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

2016-01 働き続けられる職場にしよう! 「子育て支援署名」にご協力ください

 連合会病院の子育て支援制度には、「勤務時間の短縮」と「時間外勤務の免除」があります。子育てをしながら働き続けるための制度ですが、職場のニーズにあっているでしょうか? 国家公務員の場合は対象の子が「就学前まで」ですが、連合会病院は「3歳未満」のために、子どもが3歳になったとたんに定時に帰れなくなり、時間外や遅番などもしなければなりません。子育て中の職員からは「保育園のお迎えに行くために、せめて定時に帰らせてほしい」という切実な要求が出ています。制度が不十分なために、「子育てか、仕事か」と悩んで退職するケースも相次いでいます。国共病組は連合会との交渉で「就学前まで」とすることを求めています。働き続けられる職場の実現のために、「子育て支援制度の拡充を求める署名」にご協力をお願いします。

妊娠したら、こんな制度が使えます

 妊産婦(妊娠中および産後1年を経過しない女性)が対象です。お母さんと赤ちゃんの健康を守るための制度ですから、気兼ねなく使いましょう。

1.就業禁止または制限

(1)変形勤務時間制の勤務は、週38時間45分、1日7時間45分まで。これを超える勤務を組むことは禁止です。
(2)時間外勤務、22時〜5時にかかる夜勤や宿直、休日勤務が免除されます。(本人の申し出によります)

2.健康配慮(本人の申し出によります)

(1)業務軽減、他の簡易な業務への転換
(2)保健指導・健康診査を受けるための休暇
(3)通勤緩和・休憩
(4)保健指導に基づく休業

 (2)〜(4)は、常勤職員は給与の減額なし、非常勤職員は減額されます

職場の団結の力で要求を実現しよう!


 7月16日・17日、京都・聖護院御殿荘にて国共病組第54回定期全国大会を開催し、2016年度の運動方針を決定しました。職員が安心して生活できる賃金改善を求めます。1日8時間労働を基本として2交替・長時間労働の改善を求めるとともに、国の基準である「月8日夜勤」を守らせ、夜勤回数の適正化を求めます。夜勤は心身に大きな負担であることの理解を広げ、特別夜勤手当の全職種への拡大を求め、また、交替制労働者の労働時間短縮、長時間労働の法的規制の実現に向けてとりくみます。非常勤職員の処遇改善、均等待遇を追求します。
 職場の要求を実現するために、職員みんなで団結して大きな力になりましょう。働きやすい職場・働き続けられる職場をめざして、あなたも国共病組に加入して一緒にがんばりましょう!

国共病組は連合会病院で働くみなさんの労働組合です。お気軽にご相談ください。