連合会病院の子育て支援制度には、「勤務時間の短縮」と「時間外勤務の免除」があります。子育てをしながら働き続けるための制度ですが、職場のニーズにあっているでしょうか? 国家公務員の場合は対象の子が「就学前まで」ですが、連合会病院は「3歳未満」のために、子どもが3歳になったとたんに定時に帰れなくなり、時間外や遅番などもしなければなりません。子育て中の職員からは「保育園のお迎えに行くために、せめて定時に帰らせてほしい」という切実な要求が出ています。制度が不十分なために、「子育てか、仕事か」と悩んで退職するケースも相次いでいます。国共病組は連合会との交渉で「就学前まで」とすることを求めています。働き続けられる職場の実現のために、「子育て支援制度の拡充を求める署名」にご協力をお願いします。
妊娠したら、こんな制度が使えます
妊産婦(妊娠中および産後1年を経過しない女性)が対象です。お母さんと赤ちゃんの健康を守るための制度ですから、気兼ねなく使いましょう。
1.就業禁止または制限
(1)変形勤務時間制の勤務は、週38時間45分、1日7時間45分まで。これを超える勤務を組むことは禁止です。
(2)時間外勤務、22時〜5時にかかる夜勤や宿直、休日勤務が免除されます。(本人の申し出によります)
職場の団結の力で要求を実現しよう!
7月16日・17日、京都・聖護院御殿荘にて国共病組第54回定期全国大会を開催し、2016年度の運動方針を決定しました。職員が安心して生活できる賃金改善を求めます。1日8時間労働を基本として2交替・長時間労働の改善を求めるとともに、国の基準である「月8日夜勤」を守らせ、夜勤回数の適正化を求めます。夜勤は心身に大きな負担であることの理解を広げ、特別夜勤手当の全職種への拡大を求め、また、交替制労働者の労働時間短縮、長時間労働の法的規制の実現に向けてとりくみます。非常勤職員の処遇改善、均等待遇を追求します。
職場の要求を実現するために、職員みんなで団結して大きな力になりましょう。働きやすい職場・働き続けられる職場をめざして、あなたも国共病組に加入して一緒にがんばりましょう!