国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

160624 非常勤は5年待たなくても無期契約できる

 改正労働契約法18条では、2013年4月以降に有期雇用契約を5年反復更新した非常勤職員が無期転換を申込むと次から無期雇用契約になります。この法律を就業規則に入れるために、組合と連合会は協議しています。まだ決定ではありませんので、非常勤職員のみなさん、ご質問・ご意見をお寄せください。

1.無期契約は5年を超える前でもできる

組合は5年無期転換の前でも無期契約できることを要求しました。連合会は、就業規則には「5年を超える前に」といった文言は入れないが、はじめから無期契約もできるし、すでに有期契約で働いている労働者と病院が話し合って合意すれば無期契約になれるとしています。

2.無期転換の申込み期限は「満了する日まで」が基本

 連合会は無期転換の申込み期限を「満了する日の3月前まで」にしたいといいますが、組合は法律どおり「満了する日まで」が基本であり、「3月前」は削除することを求めています。

3.更新の基準は法律の文言を記載すること

 連合会は有期契約の更新手続きとして、契約書に「更新判断」の基準を明示して、説明のために「面談等」をするとしています。法律では基準は書面で明示すればよいだけなので、非常勤職員に雇止めの不安を与える「面談」や「判断」などの言葉を規定で使わないことを求めています。また、病院が法律以外の基準を契約書に書きこむことが考えられるので、連合会として契約書のひな型を作って、法律にある基準はそのままの文言を記載することを求めています。

4.無期転換したあと60歳定年を迎える人は再雇用できる

 常勤の再雇用規程に従うということですが、賃金が下がらないように引き続き追求します。

医療・介護の改悪もうゴメン、選挙で変えよう!

 安倍政権は、平和と民主主義を大切にしたい国民の声を無視して「戦争する国」に向かっています。安保関連法、いわゆる「戦争法」の強行。狙いは明文改憲です。自民党改憲案は「国防軍」の創設で9条を変質させ、「緊急事態条項」で国民の権利を制約しようとしています。

  • 医療

 消費税を増税したのに、社会保障費の抑制、診療報酬の削減、患者負担の引き上げ。高齢化がピークを迎える2025年に向けて、20万床のベッド削減、医学部定員削減、医師・看護体制が後退して、「医療難民」がさらに増加します。安心・安全の医療を取り戻しましょう。

  • 介護

 「介護離職ゼロ」を実現するには、国民が安心して介護を受けられ、介護労働者が誇りをもって働き続けられる介護制度が必要です。

  • 生活

 アベノミクスの3年間で正規雇用が23万人減り、非正規雇用が172万人増えました。実質賃金が5%減る一方で、大企業の内部留保は300兆円超えです。格差と貧困が広がっています。

  • 労働

 若い世代の半数が非正規雇用で、20〜30代の3割が年収200万円未満。ブラック企業など職場に違法行為が蔓延しています。労働者派遣法を改悪して「正社員ゼロ・生涯派遣」。その上、「残業代ゼロ」制度の導入を狙っています。

7月10日に投票に行けない人は「期日前投票」に行きましょう!