皆さんのご協力をお願いします。
署名は「勤務評価制度の拙速な実施を中止し、慎重な検討・協議を求める署名」です。
署名の要求事項
1.チーム医療を破壊し、患者のいのちと安全を脅かすことが強く懸念される勤務評価制度の拙速な実施を直ちに中止すること。
2.5年2号俸在職者調整の廃止や年末年始手当・早出手当・人工透析従事手当の廃止など賃下げ計画を撤回し、賃金への反映方法を含む勤務評価制度の労使協議を尽くすこと。
超過勤務調査(2011年10月度)
昨年より超過勤務と有給休暇にかんして労働組合に、職員から色々な声が寄せられました。その実態を明確にするため病院に超過勤務の職種別時間数(1ヶ月)と有給休暇の取得率(2011年分)の調査を要求していましたが、2月9日の支部交渉で超過勤務について回答がありました。
<2011年10月の超過勤務実態> 概略
職員(看護師除く)のうち75%が超過勤務
看護師は15%が超過勤務についた。(病棟のみでは8%)
☆超過勤務の時間数は?
病棟・外来看護師は1時間程度
他職種は平均20時間を超えています。
交代勤務の看護職場で、超過勤務が本当に上記のような内容であれば良い事と思うのですが、実際には超過勤務をしていても「申請が出来ない・書けない」状況があれば、業務の厳しさ以外に働く気力を奪ってしまいます。
★ 病院が超過勤務と認めている事項(労使合意事項 院報にも掲載)
1.医療・検査機器の立ち上げなどの準備業務
2.院内・院外の小集団・看護研究(部門ごとの研究も含む)等の各発表グループのメンバー・発表者
準備含め勤務時間外となった場合
近畿・院内の発表について、聴講者2〜3名についても、代休あるいは時間外
3.患者指導や新人への指導を含めた指導に関する業務
4.勤務時間を超えた処方の整理などに関する業務
5.各委員会に関する議事録、アンケート集計、セミナー準備業務
時間内の委員会参加のため、通常の看護業務が時間外にずれ込んだ場合
6.医師との合同カンファレンスは時間外になる場合は全部門で手当の対象
7.時間外にかかる患者、家族との面談への同席
8.患者サマリー、看護記録、看護計画、リハビリ部門の記録など、記録に関する業務
上記内容で超過勤務請求を行って、不当な対応があれば必ず声を上げましょう。病院は具体的な事例がなければ指導のしようがないという姿勢です。