手当については、来年1月末まで引き続き延長で支給
連合会は今年1月末までとしていた、コロナ対応特別手当(3000円~4000円以内)は、1年間延長しました。さらに、本人または家族がコロナ感染症に罹患した場合、濃厚接触者として出勤停止を受けた者、保育園、小学校~高校での休校等で出勤困難となった職員などについては「特別有給休暇」を引き続き継続するとしています。
危険手当1日290円と3000円は併給 漏れがないように!
コロナ感染症の患者(疑いも含め)を受け入れている病院については、国の補助金が出ています。病院への財政的支援でもありますが、感染予防対策や職員の過重性への慰労でもあります。低額で抑えようとすることや、職種や雇用形態で差をつけることは主旨に反するだけでなく助成金の横取りでもあります。連合会は、今回290円の危険手当と対応特別手当は別なので併給するよう漏れがないようにと通達しています。290円は感染患者を受け入れている病棟の看護師等に支給されます。
絶対的不足の看護師の配置人員を増やして!
精神的につらい73%
=コロナ感染患者を看たくても、もう限界です。 人件費に対する診療報酬あげて!=
北海道医労連の調査で、コロナ対応を迫られる中で、多くの看護師が精神的につらいと訴えています。完璧な感染予防、自分も感染するのでは、家族や周囲に感染は、PPEの着脱の重圧などなど身体的疲労以外で追い詰められているという結果が出ています。こうした、実態を国会議員に訴え、看護師を増員し配置基準を引き上げること、抜本的な改善を求めて、議員要請の署名をしています。
めざすべき看護体制 必要数は現行2倍以上
休みを保障する指数 (完全週休2日、諸休暇・休暇の完全取得、「夜勤休暇」取得)
休みを保障する指数=365÷【365-(夜勤休暇52日)】―日・祭日104日-年末年始5日―夏季休暇3日―請求13日-年休20日=2.39
1看護単位《40床》の看護職員必要数 日勤患者4人に看護師1人、 5人夜勤体制に必要な人員(準夜5人+深夜5人+日勤10人)×2.39+師長1人=48.8≒49人
平成30年厚労省の資料では常勤換算数 看護師(外来、訪問、会議施設、学校、保健所含め)147万4261人です。 医労連がめざすべき看護体制では約300万人を必要とします。
夜勤休暇とは= 【日勤―日勤―準夜-夜勤休暇-深夜-休-休】
「夜勤休暇」は出勤扱い(勤務免除)