斗南病院側と、組合側で春闘要求書について交渉を行いました。
組合は、4人夜勤の要求を行いました。現在、病棟は42、3人の看護師がおり、一人当たりの夜勤は5〜6回になっており、充分に人員が確保されています。4月に各病棟新人看護師が4人ほど配置されました。去年は7対1看護基準を取るために、8人の新人看護師が配されました。その時も夜勤ではトレーニング期間の数回は4人夜勤でしたが、その後は3人夜勤が続いています。
新人さんをフォローしながらの3人夜勤は想像以上に過酷で、患者さんのナースコールは鳴りっぱなしで、看護師は走り回っている状態です。
反面、日勤帯は20人以上の看護師がおり、看護力の不均衡が生まれ、患者さんにも不利益となっています。
しかし、病院側は日勤帯で新人の育成を行っていることや、看護師の数は妊娠者の数などの傾斜配置のため多くなっており、これが本来の定員数ではないと言っています。そのため、現在行っている災害救急などの4人夜勤、また病棟の状況に応じての夜勤人数の増員しか考えていないとのことです。
私たちは、交代勤務しているため急な勤務交代は難しい状況です。看護師の人員は確保されており、7対1看護基準で病院の増収ともなっているので、ぜひ勤務表最初の時点からの4人夜勤を実現させましょう。
虎の門病院分院では50床で4人夜勤が、新人さんを入れて5人(10対1) 斗南病院は、60床で3人夜勤は(20対1)半分です!!
斗南病院職員って何でしょう!?
4月から新人さん、既卒の経験者の方が斗南病院の仲間として働いてくれています。去年の新人さんまでは、入職後すぐに共済組合員(正職員)になっていました。
しかし、今年の新人さんからは斗南病院採用の職員になっていました。斗南病院職員とは、共済組合員ではなく厚生年金を払い退職金も出ない(退職慰労金が出る)のです。本部の通達で斗南病院の正職員の定員が決められ、去年の中途採用者からこの様な形になりました。また、いつ正職員になれるか分からないと病院は言っています。
同じ仕事、同じ夜勤をしているのにも関わらず、このように待遇が違うのは許せません!! 病院側と、正職員化するように交渉を行っていきます。
組合に入って、労働条件を守りましょう!
2012さっぽろ 新人歓迎フェスタ
5月12日 (土) 19時から
ホテルサンルートニュー札幌
新人さんは無料です。ぜひみんなで参加してね!