大卒3年目看護師が毎月10日、30分残業した場合18万9千円に!!
病棟・透析室勤務の看護師のみなさん、25日の給料には先月請求した10年4月〜11年9月までの日勤始業前情報収集の時間外手当が支給されます。支給額は超勤手当125%の欄に2段で打ち出されています。申告した時間がちゃんと支給されているかよく見ましょう。
始業前から「患者情報収集」という業務が始められていた!
昨年9月まで病棟では「患者情報収集」は始業時間前に終わらせることになっていました。長年SV以外の全ての病棟看護師が始業前30分〜1時間まえには勤務し、長時間労働になっていました。組合は「患者情報収集は業務であるから時間外申請を認めるか、勤務時間内に組み込むこと」を要求し病院と交渉、三田労基署にも繰り返し相談・申告してきました。昨年10月、病院は日勤始業前患者情報収集を廃止し、勤務時間内に申し送りで行うと命じてきました。今病棟では、始業時間まえにナースステ-ションに入らないように命じて徹底しています。看護師の長時間労働の一因がようやく改善しました。
新人も、残業したら超勤申請しよう!
4月になって大勢の新入職員が働いていますが、新人のみなさんは超勤申請の書き方は説明されましたか?「試用期間だから」「仕事が遅いから」「一人前になるまで認めない」「オリエンテーション中は認めない」などと超勤をつけさせないことは労基法に違反しています。今回の日勤始業前情報収集の申請では、昨年の新人も4月から9月の6ヶ月分を請求しました。虎の門は「残業しても超勤申請をしない、できない」職場として労基署から指導を受けました。これからは超勤したら超勤申請をする、働いた時間は全て申請する、一人一人がきちんと超勤申請しましょう。
育児・介護を行う職員の深夜勤務の免除 就業規則第35条
小学校就学前の子どものいる職員、そして要介護の家族をもつ職員には深夜勤務の免除規定があります。深夜勤務とは、夜22時〜翌5時にかかる勤務ですから、準夜勤務と深夜勤務が該当します。育児や介護の負担で離職を考える前に夜勤免除を申請して働き続けましょう。
年休申請を「認めない、制限する」など問題がありましたらご相談ください。あなたも組合に加入しましょう
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