病棟看護師の「始業前の患者情報収集は業務」と認め病院は、時間外手当を支給すると回答!!
働いた時間はちゃんと請求しよう!
病院は組合のこれまでの主張を認め、病棟看護師の「始業前の患者情報収集」は業務と認め、2010年4月〜11年9月の期間にさかのぼって時間外手当を支給すると回答してきました。請求する人には各々18ヶ月分の出退勤表が渡されますので、それを元に超勤申請を書いて出せば、4月給与(退職予定者は4月末)で支払うとのことです。
昨年9月まで病棟では「始業前の患者情報収集」は始業時間前に終わらせることになっていました。SV以外の全ての病棟看護師が始業前30分〜1時間前には勤務していました。超勤申請は5分単位で申請できます。働いた人は5分、10分、15分としっかり請求しましょう。
30分づつの請求で 18万9千円に!!
大卒3年目の看護師が、18か月間に毎月10回の始業前時間外30分をした場合
(本俸224,000円+地域手当18%)×12か月=3,171,840円
2011年度の所定勤務時間数1883.25時間で割ると、時給は1,684円。
日勤が月10回、1回につき始業前時間外が30分として、月5.0時間。
時間外の時給は2割5分増だから、1,684×5.0×1.25=月10,525円。
月10,525円×18か月=189,450円
朗報! 健保職員42名全員が正職員(共済職員)になります!
臨床検査技師8名、リハ14名、放射線9名、薬剤師4名、臨床工学士2名、臨床心理2名、医療事務1名、他2名 (組合調査から)
虎の門病院では2009年から、医師、看護師以外の新入職員は常勤職員として採用できませんでした。43名の職員が常勤職員と同じように働いているのに健保職員という「フルタイム非常勤職員」という不安定な雇用形態で働いていました。組合はこれまで機会ある毎に連合会と交渉し「病院から増員要求があれば、定数拡大は可能」との病院部長発言を引き出し、常勤職員採用は本部承認ではなく、病院長裁量であることを病院に伝え常勤化を要求してきました。このたび病院から全員共済職員となることが決定したとの回答を受けました。手続きの書類を受けとった青年職員は「ありがとうございます。虎の門でこれからも一生懸命働きます」と笑顔でした。ただし今4月採用予定者10数名は健保職員とのこと。組合は引き続き差別のない職場をめざし連合会本部と病院に要求していきます。みなさん、組合に入って一緒に要求しましょう!