1月30日、国共病組は連合会へ新給与制度に対する問題点、疑問点に対し意見書を提出しました。2月20日再度中央交渉が行われます。斗南支部からも支部長が出席しみなさんに記入いただいた勤務評価中止署名を提出予定です。
看護部からは、多数の反対署名が集まりましたが、事務部、放射線、検査、薬局、リハビリなどのコメディカルのみなさんも署名にご協力お願いいたします。
意見書
1.俸給表の高位号俸見直し
高位号俸引き下げにより、現行の57歳、58歳昇給停止よりも早い時期に昇 給が止まります。ずっとヒラのまま働く職員が大部分です。「勤労意欲の向上」を掲げながら昇給できないのは理不尽です。
2.勤務評価結果の昇給への反映
より高い評価を得ようと職員同士が競い合い、職場はギスギスしチーム医療が破壊されるのではないか。また、評価基準があいまいで評価者の気分や感情が入りこむ評価で賃金を決めることは問題。また、評価結果がよくてもA評価などの分布率が決まっており、賃金に反映されないこともある。
苦情処理体制は、被評価者と評価者が直接話し合うことが求められており、苦情申し立て自体が難しい。この制度に対する不公平感、不満は解消されない。
3.5年2号俸在職者調整の廃止
今までどおり働いて「標準」の評価をとっても4号俸づつしか昇給せず、生涯賃金の大きな低下。明らかな不利益変更。
4.30年以上長期勤続者の退職時特別昇給の廃止
医療労働者の賃金が他産業に比べて低いために、退職直前の措置としてとられてきた制度のため、廃止すべきではない。
5.勤務評価結果および個別病院の業績実績の一時金勤勉部分への反映
立地条件や規模、設備投資の違いなどを考慮せず、病院の経営状況が個々の職員の責任に転嫁され、赤字病院のボーナスはカットされる。赤字、黒字に関わらず職員はがんばっているため、病院の経営状況を個人のボーナスに反映すべきではない。
4人夜勤を要求しましょう!!
日勤の看護師人数は、20名以上と充実しましたが、夜勤人数は準夜、深夜とも3人夜勤のままです。(六階のみ準夜火、木4人夜勤)日勤は3対1看護、準夜と深夜は20対1看護の実態で、ナースコールに走り回っている現状です。
患者さんへの負担も大きくなっているため、4人夜勤を実現させましょう。病院側は病棟の状況により4人夜勤を認めています。まずは病棟師長に、新人さんを含む4人夜勤を要求してください。