事務連絡職第50号
平成22年7月8日
中央執行委員長 村 上 映 子 殿
常務理事 丸 田 和 夫
6月28日付の回答を受けた再申し入れについて(回答)
2010年7月2日付で貴殿から申し入れがあった標記のことについて、下記のとおり回答します。記
1 各施設からの総括文書及び選択ごとに分けた全記述回答の内容の開示について
貴職は、各施設からの総括文書の提出をさらに指示するよう求めていますが、試行の結果の検証のため、実際に試行に参加した職員に対してアンケートを実施しているものであり、これ以外にさらに各施設に報告を求める必要があるとは考えておりません。
また、アンケートの記述回答については、選択肢ごとに同趣旨のものを集約してまとめたものをアンケート結果に載せております。アンケートの内容は、1次試行の結果についての検証のためにいただいているものであり、個別の内容を発表するという前提でいただいておりません。
なお、アンケート結果には、医療に評価制度はなじまない等、評価制度の要否に関する意見等も含めて載せておりますことを念のため申し添えます。2 1次試行に関する追加的アンケートを実施すること等について
6月28日付の回答で述べたとおり、1次試行に関するアンケートは既に終了し、それに基づく検証も行ったところであり、アンケート結果や試行結果の総括も貴組合に説明しているところです。これから行う2次試行においても検証のためのアンケート調査を行うこととしておりますので、当該アンケートにご意見等があれば伺って参りたいと考えております。
なお、アンケートの内容につきましては、労使交渉で合意する性格のものとは考えていないことを再度回答いたします。3 拙速な導入は慎み、客観資料に基づく労使合意を尽くすことを約束すること等について
昨年の11月26日の団体交渉の席上で、貴組合に「2次試行に入る前には、試行の検証結果をお示ししたい」とお伝えしたところであり、これを踏まえて、その検証結果をアンケート結果及び1次試行結果の総括という形で、6月7日及び6月28日に文書にて説明したところです。
今後も、必要な資料の提供や説明等は続けて参りますし、貴組合と制度に関する協議は継続していく考えであります。
なお、評価結果を賃金にどのように反映させるかについては、これまでもお伝えしているとおり、評価制度の本格実施前までに提示する考えであります。4 賃金への反映方法について十分に時間を取って労使協議を行うこと等について
賃金への反映方法については、勤務評価制度の本格実施前までに提示し、貴組合と協議を行っていく考えであります。以 上