ただし、赤字病院は0.05月引上げなしの1.925月
6月5日交渉、7日(水)始業時30分ストライキ予定
国共病組の要求に対し、5月31日の連合会回答は、昨年度夏季一時金2.025月から0.05月引上げの2.075月(財源)でした。ただし、2016年度下半期の経営が赤字の病院は0.05月引上げはありません。赤字病院の一時金の引上げを据え置くのは、2016年冬季一時金に続いて2回目です。赤字病院は連合会の給与制度で0.1月減額される上に、夏季一時金の0.05月引上げもないために1.925月となり、黒字病院との格差は0.15月になります。こんなことでは赤字病院の職員のモチベーションは上がりません。6月5日の団体交渉で、連合会病院全体の経営状態について詳細な説明をすることを求めました。国共病組は一時金の引き上げを追及し、また、夏季休暇、子育て支援、夜勤回数などについても交渉します。みなさん、応援よろしくお願いします。
財源と支給月数は違います。あなたの一時金は何か月?
連合会回答は2.075月ですが、あなたの一時金は2.075月ではありません。夏季一時金は、2015年度の個人評価と2016年度下半期の病院実績が反映されます。新人さんなど、2015年度に在職していなかった方は全員「C=標準」です。また、みんなから0.03月分を引いて、評価A・Bの成績優秀者に加算するしくみのため、同じ病院の職員でも個々の支給月数はバラバラです。
子育て支援、夜勤回数、特別夜勤手当の対象拡大など前進回答まったくなし。連合会は職員の声を聞け!
子育て支援の時間短縮・時間外免除を就学前までに拡大すること、看護師の夜勤月8日以内を守ること、特別夜勤手当を全職種に拡大することなど、働き続けられる職場をめざして、組合は職員の声を集めて連合会に要求を出しています。しかし、連合会は私たちの切実な要求を聞かず、前進回答まったくなしの不誠実な対応をしています。
「退職手当の引き下げに反対する署名」にご協力ください
いま、国家公務員の退職手当の引き下げが狙われています。連合会病院職員の賃金は国公準拠であり、国家公務員の退職手当が下がると、私たちも下げられてしまいます。また、全国の地方公務員や病院労働者など多くの職場の労働者にも影響します。「退職手当の引き下げに反対する署名」と「公務労働者の賃金・労働条件の改善を求める署名」にご協力をお願いします。