国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

虎の門131224 栄養部非常勤問題 早出手当7月に遡り支給を約束

12月18日に交渉

 12月18日、栄養部非常勤問題で、伊藤事務部長、今栄養部長らと交渉をしました。3時間40分におよぶ長い交渉の末、早出手当は7月に遡り支給すると約束させ、栄養部長の謝罪を求めました。休日手当不払いと11月勤務表改ざんについては確認が必要であり、また、休日付与など勤務表の組み方についても継続協議をすることになりました。

  • 祝日を休日として与えてこなかったこと

 栄養部長「2008年7月から休日を土日だけとし、休日出勤させ振休を与えなかった。割増賃金の支払いまでわからなかった」。事務長「2年さかのぼって休日手当はすでにお支払いした」。組合は期間と日数を質問。総務課長は、期間は2011年11月から2013年10月、日数は答えられず。支給されたという休日手当が2年の祝日数より少ないことにたいし、祝日に休日を与えた場合には手当が発生しないとの説明がされたので、休日出勤について事務側の理解が不足している問題を指摘した。また栄養部長が非常勤職員の休日について、長年違反してきたことについて職員にきちんと謝ること、割増賃金の支払いについては法律の義務「過去2年」にしばられず、誠意をもって全てを支払うよう求めた。

  • 休日の全てを振替休日にされていること

 栄養部長は365日給食を提供することを強調。事務部長も非常勤に土日に働いてもらうことを発言。組合は「ただし業務の都合上休日出勤を命じることがある。その場合は必要に応じて振替休日を与える。」ということは、休日は「土日祝」で年に数回休日出勤があるかないかが契約であると主張。部長が一方的に勤務表をつくるのでなく、土日に働いてもらえる日をきき、振替休日の希望があるかどうかもきいて非常勤職員の個々の生活に無理がないように勤務表を作ることを提案。事務部長は2月の勤務表作成に職員の意見を聞きやってみると約束。

  • 非常勤栄養士の時給1430円から1210円に引き下げた問題と「能力査定」

 2009年8月28日付け総務課長宛「非常勤栄養士の時給単価について・自己申告書・職能判定基準」3枚が提出された。栄養部長「職員には同意してもらってやってきた」。組合は、10%以上の大幅な賃下げで年額30数万円になる、当時は現給保障や激減緩和措置など検討はしなかったのか、認められないと意見した。継続交渉。

  • 早出手当今年7月から支給されていないこと

 組合「早出手当の廃止は2015年4月。現在は経過措置期間で全額支給される」「非常勤と正規の合理性のない差別は認められない」。事務長「職員に支給し非常勤には支給しないのは公平でない」と、7月に遡及して支給すると約束。

  • 年休を部長が勝手に付けている問題

 栄養部長「休みが少なければ年休をあげている」と発言。「あげている」はまちがいであり、自分の希望でとる休暇であると指摘した。

  • 年末年始出勤手当

 総務課長「これまでどおりきちんと支給してきた」と書類を示す。しかし組合が先日申し出た当直を1勤務として支給したか、ついては回答なし。事務長「当直は当直、これは議論の余地ないもの」といい、当直は1勤務であるから支給されていなければ支払われる。

  • 11月勤務表の改ざん・タイムカードと勤務表に誰かが手を加えている

 11月勤務表を改ざんし、非常勤職員にタイムカードの修正を強制。交渉の場で現物を見せられて、書き替えなかった組合員が「これは私の字ではない」と発言、本人以外の誰かが書き換える不正が行われていたことが発覚した。栄養部副部長「組合に指摘され、年休や休日を早く直したほうがいいと思った」と勤務表の改ざんを認めたため、組合は書き換えは違法であると厳しく追及した。事務長「さっきはじめて聞いて修正の話をきき、現物を見た。事実関係を整理して考えないと。これだけを見てお答えすることできない。他の人のも見てみないと」と事実を調査すると約束。継続交渉

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