国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

120606 6月5日交渉報告 夏季一時金1.9ヶ月で妥結

 下記の内容で協定しました。6月7日ストライキは中止します。

夏季一時金 1.9ヶ月(昨年並み)、支給日6月29日、「調整」あり(おおむね40歳以上)
夏季休暇 7月から9月のあいだに5日
保育所特別運営費補助 東北公済111万円、千早106万円

夜勤回数「月8日以内」を守らせるとりくみ

 連合会は「夜勤回数について複数月8日以内の実現が望ましいと考えており、9回以上の夜勤者の減少に向け努力してきたところであるが、今後とも増員及び夜勤回数の減少に努力する」という覚書を2000年に出しています。それから10年以上がたちますが、現場では一向に夜勤回数が減らず、9回、10回が常態化している病院もあります。また、平均回数が8回以下でも、回数の少ない人が全体の平均を下げている場合があります。組合は、連合会の「努力」が結果に結びついていないと厳しく追及し、連合会は、毎年9月に実施する夜勤実態調査の方法を見直して、正確な実態把握をしたいと述べました。組合は増員・夜勤改善の要求を強め、看護師が働き続けられる環境を整えていきます。

フルタイム非常勤職員の常勤化を進めよう

 連合会病院には、常勤職員と同じ仕事をして、夜勤・当直などにも入り、同じ責任をもたされているのに、定数の関係でフルタイム非常勤職員として雇用されている職員が数多くいます。給与の面で差はありませんが、退職金がない、休暇が少ない、共済貯金ができないなど、不利な労働条件の下におかれています。組合はフルタイム非常勤を常勤にすること、すぐに常勤化できないなら、せめて常勤職員の就業規則を適用して処遇改善することを要求しています。
 この春、虎の門42名、立川18名、大手前20名のフルタイム非常勤が常勤職員になったのは、組合の運動の大きな成果です。しかし、一方で、新入職員が非常勤で採用されるという問題がおきています。「正職員への途あり」としながら何年後に常勤になれるかわからないのでは、他の条件のよい病院に移ってしまいます。募集をしても、面談にきた応募者のほうから採用を断ってきます。
マンパワーが病院を支えています。よい人材をみすみす逃がしてしまうのはもったいない!

新給与制度の拙速な導入は許さない!

 多くの職員にとって賃下げになる新給与制度の導入は許しません。年末年始勤務手当の廃止を阻止できたのは、みんなが反対の声をあげたからです。勤務評価の昇給反映は来年に延期の提案がされましたが、組合はチーム医療を壊す勤務評価の中止を求めています。みんなで強く反対しよう!