24時間患者の看護を行う看護師に夜勤はつきもの。だからといって、何回でも、何時間でも働かせてよいというわけではありません。人間は日の出とともに起きて働き、日没とともに休むという体内時計をもっています。夜勤はこのリズムと逆に活動しなければならず、常日勤者とは比べものにならない疲労が蓄積されます。夜勤は人間にとって有害です。とくに長時間夜勤は、心身への負担が大きく、疲れで事故の不安など、患者の命にも大きく影響します。
小林美希さんの記事を紹介します。
ダイヤモンドオンライン[2012年06月08日]
http://diamond.jp/articles/-/19748
高齢患者急増で過労死寸前! 看護師の「悲惨な職場」を救え【第3回】
看護師の心身を蝕む過酷な“夜勤”の無限ループ 「命のガイドライン」を巡る利害関係者の綱引き
高齢患者で溢れる病院で、看護師たちは過酷な“夜勤”をこなしている。夜勤の無限ループのような状態が続くなか、心身ともに疲弊して職を辞す者も多い。ここにきて、行政や業界団体も環境改善に動き出したが、その歩みは一進一退だ。