国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

120608 看護師の心身を蝕む過酷な“夜勤”の無限ループ 「命のガイドライン」を巡る利害関係者の綱引き

 24時間患者の看護を行う看護師に夜勤はつきもの。だからといって、何回でも、何時間でも働かせてよいというわけではありません。人間は日の出とともに起きて働き、日没とともに休むという体内時計をもっています。夜勤はこのリズムと逆に活動しなければならず、常日勤者とは比べものにならない疲労が蓄積されます。夜勤は人間にとって有害です。とくに長時間夜勤は、心身への負担が大きく、疲れで事故の不安など、患者の命にも大きく影響します。

小林美希さんの記事を紹介します。

ダイヤモンドオンライン[2012年06月08日]
http://diamond.jp/articles/-/19748

高齢患者急増で過労死寸前! 看護師の「悲惨な職場」を救え【第3回】

看護師の心身を蝕む過酷な“夜勤”の無限ループ 「命のガイドライン」を巡る利害関係者の綱引き

小林美希労働経済ジャーナリスト)

高齢患者で溢れる病院で、看護師たちは過酷な“夜勤”をこなしている。夜勤の無限ループのような状態が続くなか、心身ともに疲弊して職を辞す者も多い。ここにきて、行政や業界団体も環境改善に動き出したが、その歩みは一進一退だ。

  • 過酷な夜勤にはもう耐えられない――。病院から姿を消した看護師の日常生活
  • 月12〜13回にも上る過酷な夜勤 実質24時間激務に朦朧とする意識
  • 専門家も指摘する過剰夜勤のリスク 「逆循環」がサーカディアンを狂わせる
  • 「準夜勤」と「深夜勤」がひとくくり 16時間以上拘束の「2交代」が9割近くに
  • 残業代やタクシー代が浮く2交代は病院側にとって「おいしい仕組み」
  • 事態の深刻化に腰を上げた厚労省 「命のガイドライン」を巡る動き
  • 看護不足の現場で正常シフトは無理? ガイドラインに難色を示す病院経営者
  • 流れに逆行する診療報酬規程の変更 夜勤専従者の負担はさらに重くなる?