国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

110218 虎の門:9階病棟の2交替制試行、3月からはじまる

「意向調べ」(2月10日〜16日実施)の結果

1.3月から2交替試行を行う場合の異動希望
異動を希望する 42名
異動を希望しない 1名
無回答 4名
2.3月からの2交替試行について
賛成である 20名
どちらでもない 15名
反対である 12名


 2月17日に労使交渉があり、病院より「意向調べ」の結果が報告されました。これまで病院は「2交替制は職場の“総意”」「反対は1割」と主張していましたが、2交替制に賛成は過半数に満たない20名(CN含む)しかいないことが明らかになりました。記名式のアンケートでありながら、はっきりと反対の意思表示をした人は12名もいます。異動希望については42名が「希望しない」と答えました。賛成が反対を上回ったという結果を受けて、3月から試行がはじまることになりました。勤務条件が整わないまま試行に入ることに不安はありますが、「やってみなければわからない」という意見があったのも事実です。試行が始まってから、場合によっては2交替再検討ということもありえますので、問題があれば組合に相談してください。なお、交渉で確認できたことについては、労使で「確認書」をとりかわすことになっています。

条件付きの「賛成」、みんなこのままでは不安

交渉で示された2交替試行の勤務条件

  1. 平日は3人夜勤
  2. 夜勤回数月8日(4回)を守ったうえで、休日も3人夜勤とするが、やむをえず2人夜勤となる場合はCNやベテラン看護師を配置する
  3. 休憩時間は、準夜帯の30分と仮眠のための90分
  4. 休憩時間以外に、夕食時間20分
  5. 夜勤明けは連休となるよう最大限努力する。年休は職員の希望に基づいて与え、希望のない年休を勝手に与えることはない。

 「意向調べ」には自由記述欄が設けられていなかったにもかかわらず、2交替について疑問・不安の声がたくさん書きこまれ(→裏面)、病院は「重く受けとめる」と表明せざるをえませんでした。条件付きの「賛成」など、勤務条件の改善を求める意見が多くみられるのが特徴です。とくに、休日の3人夜勤と、仮眠120分を求める方が多いようです。また、試行後に3交替に戻せる担保が強く求められています。病院は職場の声を大切にして、さらなる検討をしていただきたいと思います。

試行期間中も16時間夜勤の代償措置を!

 16時間もの長時間夜勤について、組合はさらに下記のことを要望しています。1.2交替試行の具体的な勤務条件を9階病棟に示し、職場討議のうえ試行実施の了解を得ること、2.増員して土日も3人夜勤とすること、3.仮眠120分の実現に向けて検討すること。


ご意見・質問をお寄せください。 tora-union@w3.dion.ne.jp