国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

110120 虎の門:またも急な提案! 9階病棟に2交替2月実施したい

1/17病院交渉の報告

休憩15分がついていたことは証明できず

 夜勤などの休憩時間が、就業規則では45分なのに30分しか与えていなかったことについて、病院は過去の不払い分はないと主張しています。例えば深夜0〜8:15は終業時刻の後に休憩15分があり、8:15から時間外手当を申請した人には払っていたと病院は説明しています。でもその根拠とされる「労使慣行でやってきた」ことを証明するものは何もありません。労使で確認できたことは「長年、休憩は30分だった」、「労基法に違反していた」という事実だけです。職員が知らされていないことを「労使慣行」で押し通すのは無理があるのではないでしょうか。組合は、過去の不払い賃金の支払いを強く求めていきます。

非常勤職員の待遇改善

 組合は、非常勤職員の年休付与の仕方、時間年休の上限など、正職員とは異なる扱いをされている部分について改善を求めています。2010年4月に正職員の就業規則が変更になりましたが、非常勤職員の就業規則はいまだに変更されていません。いったいいつまで引き延ばすつもりなのでしょうか。

拙速すぎる2交替導入提案

 交渉の終わりに、病院は、9階病棟に2交替導入を2月1日に行う提案をしてきました。1月17日に提案して、その日に交渉して、2月1日実施では、十分に協議をする時間がありません。あまりにも無謀であるため、後日協議することにしました。しかも、2交替の勤務条件は、「増員なし・仮眠の保障なし・1人夜勤あり」の最悪なままです。こんな条件のまま実施したら大切なスタッフが離職してしまうのでは?
 みなさん! 今の3交替でも大変なのに、2交替にしたらもっと大変です。2交替を導入した他病院は、3交替よりも配置人員を多くしたり、受け持ち患者を減らしたり、妊産婦や子育て中は免除ときつい勤務にならない配慮をしています。2交替か3交替かの希望をとる以前に、条件を明示して守ることを約束してほしいです。

労働時間は1日8時間が原則!

 諸外国に16時間夜勤なんてありません。厳しく禁止されているからです。とくに夜勤は生体リズムに反する有害業務であり、ストレス、慢性疲労だけでなく、乳ガンとの関係が指摘されています。あなたの健康被害だけでなく、医療事故のリスクが高まり、患者の安全も守れなくなります。
 組合は2交替導入に反対しています。職場からも声をあげてください。


 休憩がとれなければ、超勤申請しましょう!申請するとSVが面談するなんてありえない、きちんと申請してほしいと、宗村副院長も言っています。

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