提案の撤回と交渉継続を求め中労委にあっせんを申請し、26日のストライキは中止をします
合意に達したもの
1.医師をのぞく、中高齢層(おおむね40歳代以上)より本俸200円〜600円引き下げ。
2. 平成18年7月1日時点で現給保障経過措置を受けた職員で引き続き経過措置を受けている職員については、その保障額を0.41%マイナスする
3.冬季一時金 2.0ヶ月(昨年比0.2ヶ月削減)←ただし、賃下げの4月さかのぼりは合意していません。
4.年末年始出勤手当(看護師等の28日準夜勤務、4日深夜勤務も含む)一勤務6,900円(ただし2交替制勤務者の夜勤は2勤務扱い)
非常勤の年末年始の取り扱いは6日間(6か月以上1年未満は3日間)有給休暇を与えることができる。
5.院内保育所特別運営費補助 昨年同額 千早 137万円 東北公済 152万円
その他確認したこと
年休の取得促進の具体的対策について
管理者会議の席上等において、「年休は請求があった場合は付与しなければならない」という平成20年に通達の内容を周知していく
フルタイム非常勤を常勤化せよという要求について
病院の要求に基づき、定数拡大に努力する。ただし、経営改善対象病院等については協議する。
職員の採用に連合会本部の承認は必要とせず院長の裁量とする方向である。従って、院長が判断すれば、定数拡大の要求が本部に上がってくるはずで、その定数拡大に連合会は努力するということ。つまり、院長が非常勤職員を常勤化すると判断することが大事です。支部の要請を強めてください。
手術室等の「院内待機」の長時間拘束、長時間勤務の実態について
「院内待機の実態については、年度内を目途に調査し、それを踏まえて対応すべきことがあれば対応する」
院内待機という名目で深夜まで働いても翌日は通常勤務。明けに年休が消化されていくなどの問題があることなど、時間管理を適正にするようにとの要求に答えたもの。
中労委に、この対立のあっせんを申請し、なお打開の道を求めていきます。私たちは公務員ではありません。法的にも民間です。民間では不利益を過去にさかのぼれません。引き続きねばり強く主張していきます。