国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

120601 5/25連合会回答 夏季一時金1.9カ月(昨年並み) 昨年4月からの賃下げ分を「調整」したいと強調

6月7日始業時30分ストライキ体制強化を!

 夏季一時金について、私たちの3カ月+50,000円要求に対し、連合会は1.9カ月を回答してきました。月数は昨年並みですが、6月1日に給与改定があり、毎月の給与が平均0.23%下がることになっています(おおむね在職20年以上のベテランが賃下げの対象)。ところが、連合会はこの賃下げを昨年2011年4月に遡ってするために、夏の一時金から「調整」して引きたいという意向を強く示しています。すでに支給した給与をあとから減額するのは、法律違反の不利益遡及です。6月4日・5日の一時金交渉は、7日ストライキを背景に、不利益遡及を阻止するために全力を尽くします。みなさん、ご協力をお願いします。

新給与制度実施10月1日延期の提案

 国共病組は新給与制度案についての意見書を5月22日に提出しています。それに対し、連合会は5月25日に新給与制度修正案を提案してきました。わずか3日で私たちの意見を十分に検討したとは思えません。3月修正素案からほとんど変更はありませんが、実施日が10月1日に延期となりました。私たちの粘り強い交渉の成果であると考えます。しかし、多くの職員にとって賃下げとなることが明らかな新給与制度案には同意できません。みんなが納得のいく新給与制度案になるまで、私たちは交渉を続けていきます。

働き続けられる職場にしよう!

 5月21日、要求書を提出。夏季一時金、夏季休暇のほかに、看護師の増員・夜勤制限、非常勤職員の処遇改善などを求め、働き続けられる職場づくりを目指しています。

私たちの要求
I 夏季一時金、夏季休暇について

1.夏季一時金は3ヶ月プラス5万円を支給すること。支給日は6月29日とし、一括で支給すること。
2.夏季休暇を7月から9月の間に7日間付与すること。非常勤職員に対しても常勤職員に準じて付与すること。

II この間の交渉の経過を踏まえ、下記要求に対して誠意ある回答を求めます。

1.新給与制度について、7月1日実施にこだわらず、誠意をもって交渉すること。
2.看護師確保に努め、夜勤回数は1人月8日(62時間)以内とすること。
3.看護師の労働条件を改善し、厚労省5局長通知を守るよう各病院を指導すること。
4.年休の取得促進に向けて、人員を確保すること。
5.定数を拡大し、フルタイム非常勤職員を常勤職員とすること。すぐに常勤化できない場合は、常勤職員の就業規則を適用すること。
6.非常勤職員のインフルエンザ特別有給休暇を認めること。
7.各病院の定数を開示すること。
8.労基法違反を一掃し、法令遵守を指導すること

厚労省5局長通知ってなんですか?

 2011年6月に出された「看護師等の『雇用の質』の向上のための取り組みについて」という通知で、看護師の厳しい勤務環境を改善するため、「十分な勤務間隔」や「負担の少ない交代制」などを求めています。勤務間隔12時間以上、夜勤時間はできるだけ短くしようということですね。