5月24日のストライキ中止
5月22日の交渉で、国共病組と連合会は給与改定に関する協定を結びました。例年は秋闘で妥結する給与改定ですが、だいぶ遅れて5月にずれこんだものです。国立や日赤も人勧に基づく0.23%賃下げを実施しています。この協定により、おおむね40歳以上の職員の給与が6月より平均0.23%引き下げられることになります。春闘が妥結しましたので、ワッペンははずしてください。
給与改定の概要
- 人勧で平均0.23%の賃下げ。おおむね40歳以上の人が対象。月1,000円から2,000円ぐらい下がる。
- 現給保障を受けている者は、2012年度は半額(1万円を超える場合は1万円)保障。2013年度より廃止。
- 実施日2012年6月1日
特例法7.8%の大・大・大賃下げはダメ、ゼッタイ!
4月交渉で問題となった特例法7.8%の賃下げ実施について、5月になり国から連合会に対して厳しい指導があり、検討を続けているそうです。職員の生活をおびやかし、人員確保をさらに困難にする7.8%もの大・大・大賃下げは絶対に反対です。年間で医師60万円、他の職種30〜40万円も賃下げしたら、職員がやめていってしまうことや、みんなの士気が下がってしまうことなどを訴えました。
新給与制度反対の意見書を提出
新給与制度に反対する意見書をあらためて提出しました。一部分の改善は評価するものの、大方の職員は現行より減給になることは明らかです。私たちの労働条件の根幹である給与制度について、合意めざして労使協議を尽くすよう求めています。