国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

101112 許せない! 2年連続の賃下げ回答

11月12日連合会回答、次回交渉は17日・18日

不利益遡及は許さない!4月遡って賃下げ分を一時金で調整するな!

  • 賃金 一表(医師)と若年層を除き、多くの職員は200円から600円の賃下げ。号俸が高い人ほど下げ幅は大きく、最大900円の賃下げという回答でした。2010年12月1日実施予定。

「2006年の現給保障」の切下げふたたび
2006(平成18)年7月の俸給表切替えの緩和措置である現給保障(新しい俸給表による賃金が現在の賃金よりも低い場合、新俸給表がこれに追いつくまでは、現在の賃金月額をすえ置く)がありますが、昨年末は保障額の0.24%の削減がされました。今年はさらに0.17%削減すると連合会が回答。公務員の賃下げ改定率の「いちばん高いところ」である0.17%をなぜ使うのかと組合は追及しています。

公務員同様、56歳以上の6級以上はさらに1.5%を引くのですが、病院では看護部長と事務部長が減額対象になります。

  • 冬季一時金は2.0か月 昨年比0.2か月削減

 「財源から理事長の決めた額を引く」。わかりにくい表現ですが、賃下げの分を4月遡りで、冬季一時金から引くという意味です。これは不利益遡及になるので、絶対に阻止したいところです。

  • 定年後の再雇用制度の協定化

「まだ具体的な制度案が決まっていない」。では、無条件で希望者全員、再雇用なんですね?

  • 非常勤職員にも、子の看護休暇・介護のための休暇を有給で保障すること

「考えていない」。しかし、有給でなければ非常勤のみなさんはとりにくくないですか?

  • 育児支援パンフレット「仕事と育児の両立支援制度の概要」の配布

「病院からの注文数を送っている」。しかし職員の手元には届いていません。職場に閲覧用ファイルをおいて周知するよう求めました。国共病組のサイトからダウンロードすることもできます。

  • 看護職員の労働条件の整備

(1)長時間労働・2交替制の規制。(2)就学前の子を持つ職員の夜勤免除の除外規程の緩和。(3)ひとり月8日(64時間)以内。(4)は「患者50人に常勤看護職員35人以上」である。(5)有給休暇を完全消化できる人員の確保をすること。(6)看護職員定数を拡大し、特に常勤配置を拡大すること、等を要求していますが回答なし。

  • 看護職員等の特別夜勤手当の増額

増額については回答なし。9月の夜勤実態調査は、まとめ作業中。

  • 外来・検査・放射線科・薬局・手術室等で違法な宿日直体制が行なわれてないか調査すること。

「病院で違法のないように指導している」。連合会としては調査をしておらず、実態把握ができていない状態です。とくに手術室の待機については問題が起きているので、17日交渉で追及します。

  • 非常勤職員の常勤化

「病院部が17日交渉で回答」