国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

100325 春闘速報No.1 24日の春闘統一要求に対する回答

主な要求 回答
基本給を4万円以上引き上げること 公務員給与に準ずるとしているが、経営の状況を踏まえたうえで回答したい
定年後再雇用制度は希望する者全員を対象とすること(5段階基準を撤廃すること) 協定に至っていないため、今後も協議をおこないたいと考えている
時間外縮減のため36協定は緊急対応の範囲内とすること。(通常勤務をするための時間となっている) それぞれの実情に応じて各病院で対応するべきと考える
給与明細に時間外割増を明記しわかりやすいようにすること (125%.135%150%.160%に分けて表示するよう) 休日の振替手続き、時間外手当の支給については適正に行うよう指導している。給与明細書への時間外勤務等の手当の支給割合別の記載は、各病院において実情に即した取り扱いが行われるべきものと考えている
年休は請求があれば付与しなければならないこと、代休の場合の割増支給、年休促進、週休の月内完全付与、業務に関することはすべて時間外手当の対象であること等平成20年の本部通達に反する行為のある管理者に対しては管理の能力を問うこと 通達の内容については、引き続き管理者会議等において周知してまいりたい
特別夜勤手当の増額 公務員に準ずる(減額になれば減額という意味)
パート含む非常勤職員の均等待遇 平成20年4月の改正パート労働法等も踏まえ適切に対応するよう周知して参りたい
派遣職員や業務委託については、法令遵守し偽装や脱法行為のないようにすること 派遣職員や業務委託については、適切に対応するよう周知して参りたい
身分・労働条件の変更は、労働組合と協議し合意の上行うこと 労働条件の変更について、労働組合から申し入れがあれば団体交渉の対象事項となりうる
労働時間の短縮 4月1日より休憩時間を15分延長し週38時間45分の勤務とする
違法な宿日直をやめること 宿日直の取り扱いについては、管理者会議等において周知している
病棟看護師の二交制は一方的に導入しないこと 二交替制導入については交渉事項と考えている

50項目以上の要求の中の主な回答です。重点課題として賃上げ、諸手当改善の他に

(1)勤務評価制度を導入しないこと(現在一方的試行中ですが職場ではやり方が説明どおりでなく混乱しています)
(2)仕事と子育ての両立支援
(3)二交替制(長時間夜勤)は労働安全衛生の観点から導入させない
(4)非常勤職員の待遇改善
(5)再雇用制度の協定化

などをめざして4月5日から団体交渉に入ります。