2月22日の交渉で回答がえられなかった「時短」その他について、3月11日に連合会本部と団体交渉を行ないました。
1.時間短縮問題
2010年4月1日より、労働時間が短縮されます。
1日の休憩時間は15分延長されて1時間に、週労働時間は38時間45分に。
当初は、実施時期を「第一四半期(4月〜6月)のできるだけ早い時期」などと前回同様にあいまいな回答を繰り返す連合会本部に対し、組合は「2010年4月1日」目処に実施するとの回答を引き出し、3月11日、協定を結びました。年間労働時間が60時間余り短縮され、1900時間を切ることになります。賃金の時間単価も上がることになります。
2.労働基準法改正
1)時間外勤務手当の支給割合は、月60時間を超えた場合は50%割増となります。
上記60時間以上については、現行の25%から50%に割増率が上がりました。45時間以上60時間未満については25%のままですが、時間管理をきちんとするよう強く要求しました。
3.支部関連
1)大手前病院の放射線技師欠員補充問題
2人が定年退職されたあとを非常勤で補充すると回答していた病院管理者でしたが、その申請が連合会本部に出されていなかったことが判明。診療報酬上必要な人員増であり、正職員の補充としてきちんと本部申請するよう求めました。連合会本部は、申請をみて検討すると回答しました。また、非常勤職員の正職員との均等待遇を重ねて求めました。
2)六甲病院の検査技師宿日直問題
検査技師の当直については「試行」ということだったのにずるずると導入されそうで、ここはきちんと労使協議しながら進めていくよう、連合会がきちんと病院を指導することを求めました。
3)新別府病院の年休付与拒否問題
「希望する日に週休をあげている」ことを理由に年休をとらせない実態を改善するよう申し入れました。年休は法律で守られている労働者の権利です。年休をとってリフレッシュ!