国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

100318 労働時間短縮!4月1日実施

 2月22日の交渉で回答がえられなかった「時短」その他について、3月11日に連合会本部と団体交渉を行ないました。

1.時間短縮問題

 2010年4月1日より、労働時間が短縮されます。
 1日の休憩時間は15分延長されて1時間に、週労働時間は38時間45分に。
 当初は、実施時期を「第一四半期(4月〜6月)のできるだけ早い時期」などと前回同様にあいまいな回答を繰り返す連合会本部に対し、組合は「2010年4月1日」目処に実施するとの回答を引き出し、3月11日、協定を結びました。年間労働時間が60時間余り短縮され、1900時間を切ることになります。賃金の時間単価も上がることになります。

2.労働基準法改正

1)時間外勤務手当の支給割合は、月60時間を超えた場合は50%割増となります。

 上記60時間以上については、現行の25%から50%に割増率が上がりました。45時間以上60時間未満については25%のままですが、時間管理をきちんとするよう強く要求しました。

2)年休を時間単位でとれるようにする(法律では上限5日まで)

 本来、年休は1日単位でとるべきもので、時間や分単位で取得することはこれまで労基法違反でしたが、年休の取得促進のために時間単位での取得ができるようになりました。すでに時間取得を認めている病院もあるようですが、5日を超えるのは労基法を下回ること(労働基準監督署)であるため、各病院の実施状況を整理する必要がありそうです。

3.支部関連

1)大手前病院の放射線技師欠員補充問題

 2人が定年退職されたあとを非常勤で補充すると回答していた病院管理者でしたが、その申請が連合会本部に出されていなかったことが判明。診療報酬上必要な人員増であり、正職員の補充としてきちんと本部申請するよう求めました。連合会本部は、申請をみて検討すると回答しました。また、非常勤職員の正職員との均等待遇を重ねて求めました。

2)六甲病院の検査技師宿日直問題

 検査技師の当直については「試行」ということだったのにずるずると導入されそうで、ここはきちんと労使協議しながら進めていくよう、連合会がきちんと病院を指導することを求めました。

3)新別府病院の年休付与拒否問題

 「希望する日に週休をあげている」ことを理由に年休をとらせない実態を改善するよう申し入れました。年休は法律で守られている労働者の権利です。年休をとってリフレッシュ!