看護職の離職防止には 「教育研修体制の整備」「ワーク・ライフ・バランスの推進」 「労働条件の改善」 を
http://www.nurse.or.jp/home/opinion/press/2009pdf/0316-1.pdf
調査結果のポイント
1.離職率(常勤11.9%、新卒8.9%)は全体として低下したが、依然として高い病院も見られる …p.3
2.労働条件に大きな改善見られず …p.5
- 有給休暇取得日数はほぼ横ばい、平均有給休暇取得率は、依然5割以下にとどまる
3.多忙な業務、進まない支援体制 …p.6
- 20代看護職員では「医療事故への不安」が強い 中堅層では、新人指導や委員会参加など、業務量の多さが負担になっている
- 新卒看護職員教育研修体制が十分に整備されている病院は約4割にとどまる
- 約6割が子育てしながら夜勤を行っている
- 特に若年層で、短時間正職員制度が認知されていない
4.職場定着を促進するために …p.11
- 教育研修体制を整備している病院では、新卒看護職員の離職率が低い。看護部門に教育研修責任者の配置が特に重要
- 短時間正職員制度の導入は離職防止の効果がある