国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

札医セ150218 残り13か月分の支払いは未定

2月17日団体交渉報告「いつになるかわからない」

 不払い時間外問題について団体交渉を開きましたが、「適正に対応する」「検討する」など具体的な回答がありませんでした。こんな不誠実な態度では交渉になりません。

(1) 是正勧告を受けてどう改善したか→「内容が確定していないため、お示しできない」

 是正勧告の項目のうち、不払い分の支給以外は終了したとしか言わないため、丁寧に質問をして改善点の内容の確認をしました。
・時間外は1日4時間まで、1か月は40時間までを会議で周知した
・賃金台帳に時間外労働と深夜労働の時間数を記入した
・安全衛生委員会を毎月開催するようにした など

(2) 1月30日に支払った時間外手当の人数と総額→「内容が確定していないため、お示しできない」

 すでに支払ったものが「確定していない」「調整して動くこともある」などとわけのわからない理由を述べていました。

(3)残り13か月分(2012年10月1日から2013年10月31日)の支給予定→「労基署と協議中なのでお答えできない」

 病院は残りの13か月分を払うつもりはあるとしながらも、おおまかな支給予定の目途すら示しません。病院が協議すべきは労基署ではなく私たち労働者です。不払い労働をさせていたうえに賃金支給が遅れているのですから、職員からの信頼回復のためにも病院は誠実に対応すべきです。組合はきちんとタイムレコーダーどおり支給させるまで病院を追及します。

1月30日時間外支給の問題点はすぐに相談を!

1.夜間・休日の呼び出しですでに支給済みの時間外手当と、1月30日にタイムレコーダーの記録によって支給された時間外手当はまったく関係がありませんが、病院は1月30日支給分から、すでに支給した時間外分を引いて支給しました。これは間違った対応であることを病院に指摘しました。病院は再計算をして対象者に伝えると述べました。

2.過去の給与が支払われて、収入があがり税額が変わります。これによって扶養控除の限度額を超えたり、公的な補助等の対象外になってしまうなどの問題が起きる可能性があります。該当する方はすぐに事務に相談にいきましょう。

時間外支給の「時間」「割増率」を知らせよ

 1月30日の支給明細書は月々の合計支給額しか書かれていません。使用者は時間外労働や深夜労働が何時間あり、この割増率で支払うということを明示する必要があります。病院に個別の詳しい明細書を出すことを求めました。当然、病院は対応するものと組合は考えています。

労働時間管理の変更はきちんと職員に周知する

 12月2日の説明会で、病院は労働時間の管理をタイムレコーダーですると発表しましたが、これは時間外の労働時間管理を申請方式からタイムレコーダー方式に変更することです。これにより、時間外の内容を書式に書かせることもなくなったのですが、時間外の内容をいまだに書かせている部署があり、職場によって異なる運用をしないよう指導することと、制度変更はきちんと文書で職員に周知することを強く求め、病院に実施すると約束させました。

不明なこと、心配なこと、困っていること、お気軽に労働組合にご相談ください