国共病組

国共病組とは国家公務員共済組合連合会病院労働組合です

国共病組(こっきょうびょうそ)は国家公務員共済組合連合会病院で働く仲間の労働組合です。
国共病組の正式名は「国家公務員共済組合連合会病院労働組合」と言い、1959年2月に結成されました。
連合会病院の14の病院が結集している組合です。連合会病院で働く仲間は、職種や雇用形態にかかわらず、どなたでも加入できます。
患者さんから喜んでもらえる仕事がしたい。明るく生き生きと健康で働き続けたい。
そして自らの生活をより人間らしく豊かなものにしたい。 こんな思いを実現するために労働組合は存在しています。
組合には、仲間の暖かい心、人間的なふれあいがあります。 何でも話し合い、信頼しあう人間関係があります。
あなたの悩みをともに悩み、理解して、一緒に解決しようという仲間がいます。
希望に燃えて、働くことの楽しさ、生きていることの喜びを、心から感じることのできる職場を一緒に、力を合わせて作っていきませんか。

  

札医セ150127 1月30日不払い時間外支給

1月26日団体交渉報告「ひとまず11か月分支払う」

 不払い時間外問題について、1月26日に団体交渉が開かれました。病院は2014年9月4日の是正勧告の内容を口頭で説明のうえ、不払いになっている時間外手当をタイムレコーダーどおり1月30日に支給すると述べました。対象者の人数と金額については、「確定していないから答えられない」との回答でしたが、4日後に迫った支払いの人数と金額が確定していないはずがありません。1月30日を過ぎてからでいいので、きちんと確定した数字を出すことを組合は求めました。

〈不払い時間外手当の支払いについて〉
○支給日2015年1月30日
○時間外手当は125%の割増賃金、1か月60時間を超える分については150%の割増賃金
○ひとまず、2013年11月1日から2014年9月30日までの11か月分
○時間外申請の有無に関わらず、タイムレコーダーの記録どおり支払う(支払い済の分は除く)
○1月30日に個別に給与明細を配布する
○すでに退職した方も対象

2年分の時間外手当じゃないの?

 不払い賃金請求の時効は2年です。私たちは2年分の時間外手当が支払われるものと考えていましたが、ひとまず、是正勧告を受けた2014年9月から遡って2013年11月1日以降の11か月分の不払い時間外が支給されます。病院は「2014年10月以降の労働時間管理は適正にしている」ので、2014年9月30日までの分を支払うと説明しました。残りの2012年10月1日から2013年10月30日までの13か月分については、「まだ調査中、支給日は未定」との回答でした。是正勧告からそろそろ5か月。いくらなんでも時間がかかり過ぎですが、あわてて調査して間違った金額を出されるよりも、正確な金額を支払わせることが大切だと思います。

11か月分でも、月給20万円・月30時間で50万円以上

 月給20万円の場合、時給は1,274円です(200,000円×12か月÷1年間の所定労働時間1883.25時間)。時間外手当は125%ですから、1,274円×1.25で1,593円。時間外労働を1日2時間×15日したとすると月30時間で47,790円。毎月5万円分も違法な不払い労働をさせられていたわけです。今回支払われるのは2年分24か月の半分以下の11か月分ですが、それでも1人あたり50万円以上になります。早く残りの分も支払ってほしい! それ以上に、このような違法状態を続けていたことについて、病院から職員に対して謝罪の言葉がまったくないことが許せません!!

1月30日のあなたの時間外手当の支給額を組合におしえてください。正しく支払われているか確認しましょう。